あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

とんでもないクリスマス前日

昨夜、寝る前のメールチェックで自分のとんでもない間違いに気づいた。それは、息子夫婦のもとに送ったはずの荷物が、明日の午前指定で我が家に配達されるという連絡のメールだった。

 

そんなはずはない!粗忽なくせに、まずは自分を信じてしまう自信過剰な私は、すぐショッピングサイトの注文履歴やお店からの受注確認メールを調べた。

 

やらかしてしまった!注文時に、配達先変更のボタンをクリックしないまま進んでしまったのだろう。受注確認メールにも「お届け先」として私の住所氏名が記載されていた。それなのに、ちゃんと手配したと思い込んでいる私は、メールの内容をきちんと読むこともしていなかった。

 

今月の初めころには手配したのだから、早く気付けばいくらでも変更する時間はあったのに、まさかそんな愚かな間違いをしているとは思いもしなかった。僅かな救いは相手が息子の所だったことだ。今月は7か所にネット注文で品物を送っているので、母の愚かさをすでに十分知っている相手だったことは不幸中の幸いである。

 

長男夫婦は、連れ合いが仕事の関係上コロナに非常に気を遣っていて、コロナ禍のこの3年ほど、一度も外食をしていない。そして仕事も忙しく、息子より帰りが遅いことも珍しくないらしい彼女のために、イブにはラクをして家で美味しいものが食べられるようにと、ホテルの料理を送った。そして「24日の午前中に届くから、イブのディナーはあなたが準備して〇子さんを労ってあげてね」と、息子にだけ連絡を入れておいた。

 

昨夜自分のミスに気付いた後、早速息子に「オッチョコチョイに認知症も加わったようで・・・」と詫びの連絡を入れると、「誰でもやる事だと思います」と優しい返信。「気持ちだけいただくので、なんならそちらで食べてもらっても・・・」とも言うが、そんなわけにはいかない。ショップではすでに売り切れの商品で再手配はかなわないのだ。

 

ただでさえ忙しい配送業者の方にも、私のドジで仕事を増やすことになり、申し訳なくてたまらないが、今日は朝から必死で営業所に連絡を取った。8時きっかりに電話したが、すでに話し中で、もう何回かけてもつながらない。チャットでどうぞというアナウンスが入るのでそちらも試みたが、回答がなかなか返ってこない。

 

そんなこんなで結構時間をかけるが、らちはあかない。届いてしまう前に連絡が取れれば、配送と集荷の手間が省けると思ったのだが、どうやら配達を待つしかないようだと諦める。

 

忙しい運転手さんは12時を少し回ってからやってきた。事情を話すと、いや、集荷のつもりで来ていないからといったんは断ったが、考え直したのか、伝票の余白に届け先を記入するよう求めて、そのまま荷物を持って行ってくれた。料金は?と聞くと、届け先変更だからいいですと言われた。

 

ウェブ上で手続きしようとすると、配達先の変更といっても、営業所止めにするかコンビニ受け取りにするしか選択肢がなかった。全く別の場所にするなら新たに配達料金が発生しそうだが、本当に無料で良かったのだろうか。もし必要だったら、いつでも取りに来てねと言い添えれば良かったと悔いがわく。まあ、そうなれば電話なりなんなり来ることだろう。メンバー登録もしている会社だし。

 

とりあえず、荷物は息子たちの家を目指して出発したのでやれやれだけれど、それにしても自分の粗忽さ愚かさに情けなくなるばかりのこのごろ・・・。

 

 

(画像は「笑うメディア クレイジー」さんの「たぶん猫はめっちゃドジである12選」というサイトから)