あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

華やぐ梅林と静かな桜の林

このところもっぱら次男の車で楽をしている墓参だが、今日は霊園の近くに用事で出かけたので、そのあと少し足を伸ばして、久々に一人で墓を参った。

 

10時頃家を出て、電車とバスを乗り継いで目的地まで行き、用事を済ますと11時半だった。近くのショッピングセンターに行ってまず昼食を済ませ、そのあと墓花を買う。以前の花屋さんはショッピングセンター内のテナントだったのだけれど、少し行かないうちに、スーパーのいち生花コーナーと化していた。レジに並んで清算をしなければならない。

 

花を買って霊園までの道を歩くと、途中にある、一人で墓参に来ていた頃は帰りによくランチを食べに寄った昭和の雰囲気の喫茶店が、定休日でもないのにシャッターが下りている。ここもコロナ禍の中で閉店してしまったのかも知れない。

 

先ほどの、テナントの花屋さんがスーパーの生花の売り場となったことといい、この喫茶店といい、なんだか、出かけるたびに商業圏が寂しくなっていく感がある。

 

霊園に隣接する梅園で梅まつりが始まったようで、にぎやかに旗が立っている。墓参の後ちょっと花を楽しみながら、赤い毛氈を掛けた縁台で甘いものでも楽しんでいきたいところだけれど、今週は見守り当番なので気持ちが落ち着かない。諦めてまっすぐ帰ることにする。

 

梅林と反対側に隣接するのは桜の林。こちらもあと2か月もすれば桜が開花して、おそらく「行動制限のない3年ぶりの花見!」などと言われて、露店なども出てにぎわうことだろうが、いまは桜の木に色もなくひっそりしている。

 

なんだかんだで今日は9000歩以上も歩いた。

 

 

Aichi Nowのサイトより