「おにぎりアクション」なるものをやっていると言う。おにぎりの画像をアップするだけで、ほんの少しでも困っている方のお役に立てるのならば、怠け者のくせにお役に立ちたがりの私としては、参加しない理由がないので乗っかることにする。
※おにぎりアクション:#OnigiriActionをつけてSNS(フェイスブック・インスタグラム・X) に投稿すると、1投稿につき5食分の給食が各国の子どもたちに届く。
おかかを混ぜ込んだごはんで。日本語教室に出かける前なので、あいそもなく、彩りも工夫もなし(って言い訳っぽい)。今朝は4時半に起きてパンの朝食をとったので、こんな時間におにぎり。
私が子供の頃(たぶん小学校の高学年くらいから)、遠足などでおにぎりを作るとき、母が握り、私はそのおにぎりに海苔を巻く係をさせられた。全体に巻き終わってから、軽く掌で転がすよう言われた。料理などろくにしたこともなかった私が、結婚して間もない頃におにぎりを握っても、ちゃんと綺麗な三角になったのは、このお手伝いで手が覚えていたのかも知れない。
洋裁とお茶(セットで華道も)は興味があったので習いに行ったのだが、料理は学校の家庭科の時間にやった程度でまるで自信がなく、結婚したらきっと困るだろうと思い、必要に迫られて教室に通った。
自分は婚期が遅いと思っていたので十分習う時間はあるはずだったのだけれど、思いがけなく早く結婚することになったので、料理教室通いはほんの短期間で終わり、まるで上達しないまま主婦になってしまった。しかし、婚期が遅いとは思っていたが、結婚しないとかできないという未来は、全然想定しなかったのは時代だろうか。
素朴な食べ物だったおにぎりもいまや高級化。200円台のコンビニおにぎりが売れ、高級なおにぎり専門店も流行っているとか。いかにも高そうなパリッとした海苔を装ったイクラや鮭のおにぎりもいいが、ころっとして気取らない海苔のしなしなしたおにぎりも捨てがたい。
そういえば今期の朝ドラは『おにぎり』、じゃなかった『おむすび』。おむすびは大好きなのだけれど、ドラマの方は早々と初回の途中で脱落してしまった。
豪華なおにぎり定食¥1,500(2023年夏の情報 トライアングルさんのサイトより)