友人から、市当局と業者が豊橋公園の樹木の伐採を、市民に説明することなく強引に進めようとしているので、市と業者に説明を求めるための集まりが持たれるとの連絡が緊急に入り、今日はその集まりに参加した。
朝10時、豊橋美術博物館前に集まり、まずは第一番に伐採されるであろうあたりの木を参加者全員で見て歩く。説明をしてくださったのは、今回のアリーナ問題はもちろん、自然の観察会のことなどをたくさん発信していらっしゃるurikaedeさん(id:morigaii)だった。
ロッシェル・カップさんの講演会他、今まで何回かイベントでご一緒にはなっているがご挨拶をしたことはなかったので、今日は声をおかけして「よんばばです」とご挨拶した。今日このブログに書くことも快くご了解くださった。
今回の運動の中心的存在のF氏が、子供の頃から馴染んだ思い出深いカイヅカイブキのみごとな枝ぶり。これも切られてしまうらしい。
このあたりの木もほとんど切られてしまうとか。
樹齢300年以上という札の立っているケヤキ。これも業者にかかれば、たんなる邪魔な木。
珍しいシノブ(シダ)の生えているケヤキ。この木は残されるらしいが、この木だけ残しても周りの木が伐採されてしまえば環境・条件が変わり、おそらくシノブは消えてしまうだろうという。道路やアリーナの建物の間でこの木そのものも生き残れることか。
発掘調査中の野球場。国宝級のものでも出てこない限り、ここにアリーナが建設されてしまう。この野球場自体が大きな樹々に囲まれているのだけれど、すべてアリーナの下敷きに。
市役所庁舎の13階から見た公園全景。公園の上端、市街地に近いところが現在の野球場で、そこに巨大なアリーナが建つ。高さはちょうどナイター照明の高さほどなので、この写真では公園の向こう側の市街地にまでかかる高さになる。
本日の参加者で市役所の「多目的屋内施設整備推進室」という担当部署に寄り、工事についての説明をきちんと市民に対して行うよう申し入れ。F氏はもう何度も何度もこの部署を訪れているので、窓口に出てきた担当者とは非常に親しい様子だった。職員も一人の市民になった場合、この計画をどう思っているのか・・・。
終わったのはちょうどもう12時になるところだったので、美術館のカフェでランチにし、帰り道で補聴器店によって帰宅した。公園の散策プラス豊橋往復で本日のウオーキングは9726歩。