私たちの日本語教室で、先月久々にじっくり時間を取ってスタッフミーティングをした折りに、急激に学習者が増えて同じグループの人以外は顔と名前が一致しないし、実践的な日本語力をつけるためにも、全員での対話(会話でなく対話)をしてはどうかという提案があった。
提案したのは新しいテキストを用いた指導法を学習したスタッフたちで、早速今月から取り入れてみることにして、今日がその1回目の日だった。10時から11時まではいつも通り習熟度別のグループで学習し、11時からその指導法を勉強したスタッフが中心になって、全員で対話の時間を持った。
初回の今日は、まず自分で作ったシールの名札を胸に貼って、今まで話したことのない人ばかり3人に日本人のスタッフが1人付く形でグループを作り、グループ内で自己紹介をし合った。一通り自己紹介が終わったところで、質問タイム。30分はあっという間に終わってしまった。
数か月前に日本に来たばかりの人も、もう何十年も日本に住んでいる人も、みなそれぞれに楽しめたようで、帰っていく学習者の顔はみな明るかった。これから月に1回のペースで、この「対話」を取り入れていこうと思う。
学習者の日本語を学ぶ目的もさまざまだけれど、仕事のために学ぶ人も、日常にあまり不便はなくても純粋に学びたくて学んでいる人も、誰にとっても楽しく有意義な日本語教室になれたらいいなと願っている。
今日はこれから、応援する市長候補の夕方の駅活に出かけてみようと思っている。ビラ配りが手伝えたら・・・。
10日の日曜日は投票日でもあるが、インターナショナルフェスティバルの日でもある。