私たちが応援した、アリーナ計画一旦停止を訴える候補が市長に当選した。
結果的には統一教会がらみの国会議員が応援した現職と、自民党が応援した元議会議長の候補と、アリーナ推進派が二分したのが幸いした感はあるが、それでもこの保守的な豊橋市で、政党や後ろ盾の権力のない41歳の市長が誕生することを嬉しく思う。
飲酒運転で辞職に追い込まれた市議が、厚顔にも再立候補したが、その市議もちゃんと落とされた。「開発NO」を選択し、恥知らずの立候補者を落選させた豊橋の有権者を、私は誇りに思う。投票率は42.88%と、決して誇れるものではないけれど。
安保法制を機に、今まで駅前でのサイレントスタンディングを中心に様々な市民活動をしてきたけれど、選挙活動というのは初めてだった。4年前現市長の浅井氏が「公園でのアリーナ建設は白紙」というので市民活動の仲間と応援し、頼まれて浅井氏を励ます会で司会こそしたものの、ポスティングやビラ配りなどの選挙活動はしなかった。
それが今回、苦手な電話かけはしなかったものの、ポスティング・駅前でのビラ配り、葉書の宛名書き(これは市議候補の)といったいわゆる選挙活動をちょっぴりお手伝いした。私にとっては決して小さくない一歩だった。そしてその踏み出した小さな一歩が実って、応援したどちらの候補も当選したのは本当に嬉しい。
あとは市長として、市議会議員として、どのような働きをして行かれるか、しっかり見守らなければと思う。
おめでとうございます。本当に「市民の声を聞く」市政をお願いします!