あとは野となれ山となれ

たいせつなものは目に見えないんだよ

フレイル予防出前講座

地域の包括支援センターのケアマネさんから、フレイル予防の出前講座をさせてもらえませんかという提案があって、地域の高齢者の困りごとでいつもお世話になっていることだしと思い、その提案を受けることにした。

 

こういう企画をするとある程度人を集めなくてはならず、それは私の苦手とするところなのでできることなら避けたいのだけれど、ケアマネさんとは良い関係を保ちたいし、最低5人くらい集まってくれればというのでお引き受けした。

 

そして今日は、月一回で三か月連続で行うその講座の第一回だった。集まったのは私を入れて6人。なんとか最低ラインをほぼクリアというところ。

 

2人のケアマネさんと、市役所の長寿介護課から保健師1人、管理栄養士2人の計5人がみえて、高齢者向きに大きなスクリーンに資料映像を映し出して説明してくれた。先日の防災訓練といい、このところなんの講座に行ってもパワーポイントの読むこともできない細かな資料を見せられ続けているが、今日は気持ちよかった。

 

私は近眼のおかげか細かな文字はまだ割と平気だが、アンケートもB4サイズの大きなもので、参加者は皆、読みやすく書きやすかったことと思う。

 

内容はテレビの健康番組なども興味を引けば見るのであまり目新しいことはなかったが、自分の今日一日の食事を書いて(夕食は昨日の)、それに主食には黄色、野菜・海藻・きのこには緑色、肉・魚・卵・大豆類には赤色のシールを貼るという作業は、自分の栄養の取り方が分かりやすく可視化されて良かった。

 

また講座の開始前にタニタの計器で測定したBМI値・体脂肪率・筋肉量・推定骨量・内臓脂肪レベル・基礎代謝量の結果が身長・体重の値と共に記入された用紙が返され、自分の現在の体の様子が把握できたのも良かった。

 

私の体内年齢は62歳ということで実年齢より11歳も若く、すっかり嬉しくなってしまった。この講座を受け入れたということでお世辞も入っているのでは?と思ってしまうほどだけれど、ここは素直に、日頃食べるものにも気をつけ、筋トレや1日5000歩のウオーキングなどに励んでいる成果と思うことにする。サボりたい時があっても、頑張らなくちゃ・・・と思う。

 

75歳以上の一人暮らしで介護認定を受けていない人には、電気のメーターの使用量の動きからフレイルの危険性をAIが判定し、問題があれば知らせてくれるサービスがあると紹介された。

 

電気の使用量の動きからどうやって判断するのだろうと思うけれど、こんなサービスがあるのなら、私も75歳になったら登録しようかと思う。