雪国の朝は雪かきから始まる。車が出入りできるほどの本格的な除雪はあとで舅がしてくれるが、早朝まず人が出入りできるように道を作るのは嫁である私の役目だった。
道路の脇には未明に除雪車が置いていった固くて重い雪の小山がある。それを人ひとり通れるだけ取りのけて、そこからずっと玄関まで道を作る。玄関のコンクリート部分に積もった雪は、箒で掃くとふわっと飛んでしまい跡形も残らない。水分が少ないのだ。何年かに一回降る故郷のベタベタのぼたん雪しか知らない私は、初めての冬この粉雪に本当に驚いた。
そうして雪を片付けている時ふと道路の向こう側を見やると、友人の豆腐屋さんでは、必ずご主人が除雪をしていた。とりわけ雪が多いと報道されているこの冬、そのご主人は入院となって、除雪は友人がしていることだろう。
結婚以来除雪などすることなく来たであろう友人が、70歳を超えて慣れない作業をしなければならないことが気にかかる。おそらく周囲の親戚も案じて手伝ってくれることではあろうけれど。昨冬はとても雪が少なかったそうなのに、ままならないものだ。
それにしても、とりわけ寒い季節には、平安の世ではなく現代に生まれた幸せを感じる。あの時代ならば、貴人といえども暖房器具は火鉢くらいしかなかった。まして私など庶民だっただろうから、どれほど寒い思いをせねばならなかったことか。部屋全体を暖め、さらにぬくぬくとこたつに入っていられる幸せ!
さて話は変わるけれど、先日のスタンディングの折り、Tさんから庭でなったという無農薬の大きなレモンを3つもいただいた。そこで早速ハチミツ漬けを作り、それから久しぶりにレモンラーメンを作った。
以前やはり無農薬レモンをもらった時に作ったレモンラーメン(思いがけなく好評で、料理コンプレックスを抱える私は舞い上がった):
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今回もラーメンはラ王だが、久々に購入したラーメンのパッケージを開けてみると、なんと3個しか入っていない。値段はさほど変わっていなかったようなので何とも思わず購入していたが、これもステルス値上げのひとつか。せちがらし。