あとは野となれ山となれ

たいせつなものは目に見えないんだよ

失念と雷

いつものように昼食後のお茶をなかばトロトロしつつゆっくり楽しんでいると、玄関のチャイムが鳴った。遅れている集金を届けに来た最後の組長さんかしらなどと思いながらドアを開けると、補聴器のパナソニックの担当者さんだった。

 

「あら、今日だったかしら!」「はい、今日です」。そうか、そうだった。毎朝手帳のスケジュールを確認するのに、今朝はそれをしなかった。やはり先週で日本語教室も春休みに入り、しばらくのんびりだという意識があったためだろうが、設備関係の工事の人であれ誰であれ、こうした約束を失念したことはまずなかったように思うが、まあ私の方が出かける側でなく、待ちぼうけをさせたのでなくて良かった。

 

今まではいつも出入りの電器屋さんの社長も一緒だったが、今日はパナソニックさん一人。昨日の雷で、電気系統に被害の出たお客さんが何軒かあって社長さんは忙しいのだと言う。そうだ、昨夜は9時頃からゴロゴロという音が聞こえ出し、びくびくしながらパソコンを使っていたのだけれど、9時半頃にひときわ大きな雷鳴がとどろいて、それをしおに私はパソコンを落として寝てしまったのだった。

 

補聴器には特に問題もないので、一通りのメンテナンス作業のあと次の日取りを決めて終了となった。

 

それにしても、昨夜の雷の音のすごさは、おそらく近辺に落ちたのであろうと思われるものだった。今朝のニュースは、落雷のためと思われる火災で全焼した家があることを伝えている。

 

そんな不運に比べれば家電品の故障くらいなんでもないとも言えるけれど、昨夜休む時にテレビの電源を抜こうかどうしようかと私は迷った。一時期節電のために夜は主電源も落としていたことがあったが、その後ドラマはすべて録画で見るようになり、テレビの電源を落とす習慣はなくなった。

 

考え出せば、停電になれば家じゅうのほとんどの機器が使えなくなるくらいなんでも電気を使っているのだから、対策が面倒なら、落雷の影響で故障が出た時はもう不運だったと諦めるしかない。

 

ただ、お金を出せば買い替えられる機器と違って、パソコンはデータが消えてしまったりすることもあるようだから、間違っても雷の鳴っている時にコードを繋ぐなんてことはしないようにしよう。データをすべてクラウドに保存するようにすれば消失の心配もないし、パソコンを買い替える時の作業も簡単になるのだろうが、ズルズルと従来通りの使い方から抜け出せない。

 

 

犬が雷を嫌うことはよく知られているが、猫もやはり苦手なようだ。うちの猫たちはお祭りに子供たちがする花火の音も苦手だった。 ライブドアニュースさんのサイトより)