昨日からか、いつものように朝テレビをつけると、ニュースでなくサッカーの試合を放送している。ワールドカップが始まったらしい。やれやれ、いつまで続くのだろう。確かこの間まで、冬季オリンピックで騒いでいたような気がするが。
それにしても、受信料を払っている人がみなサッカー好きとも思えないのだけれど、NHKはこれで良いと思っているのだろうか。まあどうせニュースを放送したところで、政府広報のようなものだからあまり意味ないかも知れないが。
以前は某国の将軍様の動静を伝えるニュースを見るたび、この国の人々はこんなニュースばかり見せられていて疑問を感じたりしないのだろうかと不思議に思ったものだが、不思議でも何でもないのだなと納得する。
かの国よりはインターネットなどで情報を得やすいのではと思われるこの国でさえ、今や似たような状態で、それでも多くの人々はたいして政治に関心も不満もなく過ごしているし、おそらくまた選挙があれば同じような顔ぶれを当選させてしまうことだろう。
「人を一人殺せば人殺しであるが、数千人殺せば英雄である」という言葉があるが、この国ではコンビニで菓子パン一つ万引きして捉えられる貧者がいる一方で、税金から潤沢な報酬を得ている人たちが、高額の裏金や違法な献金を得ていても何ら罪に問われない。小規模な違法は犯罪にするが、大規模になれば不問にするらしい(行為者の社会的地位にもよるが)。
それでもほとんどの人は素直に納税し、たいていの決まりは守って暮らし、暴動を起こすでもない。まあ私もそうなのであるが、せめて選挙は棄権せず現在の政治のあり方に文句があるという意思表示はする。なのに現状にNOと言うでもなく、権力者に白紙委任してしまう人が有権者の半分もいるのだから呆れるほかない。
NHKの話に戻れば、私は身障者ということで受信料は免除されてしまったため、もう不払い(最終的には全額払ったが)で意思表示をすることはできない。でも、だからといって不満を表明してはいけないというわけではないのだから、視聴者に必要なニュースを報道してくれるよう意見を送ることにしよう。大海の一滴、ごまめの歯ぎしりにすぎなくとも。

あ~、やってらんニャイ! (ねとらぼさんのサイトより)