建物の外壁塗装リフォームの時、共用部分で勝手に楽しんでいるガーデニングだから、あれこれ業者に注文を付けるのもはばかられ、作業しやすいように好きになさってくださって結構ですと言った結果、庭木はすべて丸坊主になった。
復活したものもあれば、それっきり消えてしまったものもある。寂しくて、やっぱりあんな物分かりの良いことを言うのではなかったと、少々後悔もした。
そんな中で、意外にもライラックは早々に復活の芽を出し、年々成長を見せて嬉しく思っていたが、今年とうとう花を咲かせた。リフォーム工事が2017年だったので、じつに5年越しだ。
よく頑張って咲いてくれたねと、なでてやりたいほど。
こちらは伐採される前の2017年のライラック。その向こうに見えるモッコウバラは消滅してしまった。復活したライラックがこれくらいに戻るのには、まだあと10年以上かかるだろうか。