あとは野となれ山となれ

たいせつなものは目に見えないんだよ

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2021年大つごもりを控え

ブログ仲間の方たちも、一人、また一人と、今年最後のご挨拶をなさっています。 昨年に引き続きのコロナ禍と、それを押してのオリンピック・パラリンピック開催と、衆議院選の年でした。明るいニュースは・・・思いつきません。けれども、私個人について言えば…

なかなか行けない穂高のシャルキュトリー(フランス惣菜店)

息子の料理好きな連れ合いが、今回は外食もできないしと、穂高の美味しいフランス惣菜店のお料理のテイクアウトを計画していてくれた。 予約していた料理を取りに行くのに、私も車に同乗した。天気がよければ、途中北アルプスの美しい景色を楽しみながらの小…

三日間のご無沙汰でした!

新幹線や列車の中で、刃物を振り回す人や、液体をまいて火を放つ人物に遭遇することもなく、無事、2年半ぶりの信州への旅を終えて、我が家に戻って来た。一寸先は闇。今現在無事にあることを、人知の及ばぬ大きな存在に、心から感謝したい。 イブではなく、…

『サムライカアサン』に泣かされる

城島茂さん主演の『サムライカアサン』、以前も意外に良いと取り上げたけれど、先日放送された最終回の録画を見て、号泣させられてしまった。 城島さん演じる「オカン」が溺愛する一人息子の武士が、高校を卒業し、一人暮らしをするため家を出る、その引っ越…

クレーマーじゃないつもりだけど

愛用してきた茶色の裏ボアパンツが、愛用しすぎて裾のあたりに傷みが見られるようになった。代替のものをネットで探したが、茶系統となると選択肢が非常に少ない。黒やグレーならあるし、茶系のトップの時のために、どうしても茶かベージュが欲しかった。 や…

年ごろ思ひつること・・・

「三つの良いこと」を専用ノートに書き始めて今日で七日目。どれもまあ無理やり感が強いが、なかでも、1番の「できた事」というのが苦しい。 でも、今日は胸を張って書ける。軍手を使ってブラインドの掃除をするという、ずっとやってみようと思いながら果た…

今年最後の見守り当番

小学校も今週は木曜日が終業式。今年の最後の週に見守り当番が回ってきた。寒の最中のような冷え込みだけれど、私も、昭和8年生まれ88歳(今度の元日で満89歳)の相棒の男性も、元気に任務が遂行できるのはありがたいことだ。 今日と明日はいつも通りの午後…

今年の読書

1月は、仕事をやめてからでは最低記録ではないかと思う、たった2冊という寂しい読書で始まった今年だったが、終わってみれば、目下のところで82冊と、平成28年の88冊に次ぐ記録となっている。まあ、数を読めばよいというものでもないけれど。 今月読んだも…

「三つの良いこと」専用ノートを買う

今日は用事を足すために出かける予定でいたのだけれど、昨日来の寒さに恐れをなして、来週この寒気が収まってからにしようかと午前中はぐずぐずしていた。でも、やっぱり決めていたことだし、今年はどんどん残り少なくなっていくのだから用事を片付けなくて…

筋を通す男のカッコよさ!映画『浅草キッド』

柳楽優弥くんの熱演はもちろんだけれど、大泉洋さん演じる「師匠」が、なんとも粋で男らしくて、でもシャイで可愛らしくて、たまらなかった。 ビートたけしさんのブラックなユーモアも暴力的な映画もあまり得意ではなく、無名時代、浅草のストリップ劇場に出…

三つの良いこと

日曜朝の健康に関する番組で、医師が実践する身体のリセット法というのを紹介していた。血管・大腸・疲れ目・口腔などの他、ストレスを解消して心のリセットをする方法が紹介された。 三つの良いこと、「スリーグッドシングス」だそうだ。 1.できたこと 2.…

非常食の消費は気を付けて

今朝、いつも通りのタイミングで体重測定したところ、1キロ増えてしまっていた。特にたくさんおやつを食べたわけでもないのになぜ?しばし考えて思い当たった。原因はたぶん昨日の昼食だ。 今年はちょうど市の非常食の入れ替え時期だったのか、あるいは昨年…

最も惹かれた人『光の指で触れよ』再び・・・

昨日あれだけ書いたのに、実は最も心惹かれた人物に触れていなかった。ユニコーニアの近くで、コミュニティには属さず一人で自給自足に近い暮らしをしているトーマスという人だ。 ある日、アユミはキノコとその友達であるオリヴィアを連れてユニコーニアの近…

求めていたものに出合った『光の指で触れよ』池澤夏樹著

ああ、私はこれを求めていたのだ!と思った。漠然と指向していたものが、はっきりと形をとってこの物語の中にあった。何十年か若い日に読んだら、きっと生き方を左右されたことだろう。 物語の中心となるのは「ぼく」の友人の天野家。大きな会社で、風力発電…

美味しい食パンと我が町のトラムと欧州のトラム

昨日も書いたように、今週は駅ビルに行く機会が多かったので、駅ビル内の焼きたてパン屋さんでパンを購入した。 食パンは何種類もある中から、普段私が近所のスーパーで買っているものの3倍ほどの値段のものを買ってみた。やっぱり美味しい。でも毎日これに…

今年のスタンディング納めかな、フラワーデモに参加

今日は11日で、全国的にフラワーデモの行われる日で、豊橋でも午後2時から駅前でサイレントスタンディングをした。同じ時間に東三河労連の人たちが消費税減税の署名活動を、そのあと共産党の人たちが安保法制と改憲に反対する街宣と署名活動をしていた。 今…

市の老人クラブ女性部会に出席して思うこと

私の住む市内には、町内などを単位にした老人会があって、小学校区をもとにしたまとまりがあり、次に中学校ブロックがあって(どちらも実際の学校数より少ないが)、それを市の長寿介護課が取りまとめている。 またその中に女性部会があって、今までは中心的…

防災食品の「パンカン」を食べてみた!

先月の防災訓練参加でいただいた非常食の「パンカン」を、日本語教室から戻った今日のお昼に食べてみた。 チョコチップ味。レンジにちょっとかけて温めた。非常時には温めるなんてできないだろうけれど、そのままでもふっくらしていて十分美味しく食べられそ…

2年ぶりの「昔の遊びを楽しむ会」

昨年はコロナで中止になってしまった、地域の小学校の特別授業「昔の遊びを楽しむ会」。1年生が、老人会のおじいちゃんおばあちゃんと一緒に、独楽・けん玉・あやとり・まりつき・だるま落とし・おはじき・お手玉をして遊ぶ。 私の町内は毎年おはじきを担当…

心地よい感動の青春物語『虹色の皿』拓未司著

王道の青春物語といえる作品だけれど、その王道ぶりが爽やかで気持ちよくさえ感じた。 主人公小西比呂は岐阜の高校を出て大阪の調理師専門学校に進み、卒業後は神戸のフレンチレストラン「シェ・ホンマ」に就職する。そこはフレンチを目指す料理人なら誰もが…

姉の4年ぶりの墓参

2017年に大病をして体力に自信を無くした姉は、両親や弟たち(私には兄たち)の墓参を気にしながらも、なかなか豊橋まで来ることができずにいた。そうしているうちに昨年からのコロナ騒ぎになってしまった。 このところ関東でもこちらでもすっかりコロナは落…

オミクロン株さん、どうかいましばらく・・・。

ワクチン接種が進んだからかなにか分からないものの、気持ち悪いほど急激にコロナの感染者が減って、進学のために家を離れた孫も、この年末は帰省できそうだとか。そこで、それに合わせて私が長男の家に遊びに行って、2年ぶりに顔を合わせられそうな流れに…

「失敗イコールダメじゃない」というオリンピアンの話

昨日は木曜日で日本語教室の日だったけれど、地区の中学校の青少年健全育成会の講演会に、民生委員として参加しなければならず、休ませてもらった。 いつもなら卒業式や体育祭そして各種会議などで、年に何回かは足を運んだ中学校だが、昨年からコロナでほと…

笑って、泣いてしまう『サムライカアサン』

TOKIOの城島茂さんが、愛情あふれる熱い(あるいは暑苦しい?)「オカン」を演じる深夜のドラマ『サムライカアサン』がとてもいい。 専業主婦の伊佐木よい子は、一人息子の武士を溺愛している。ところが思春期の息子はよい子が心を込めて作った弁当をうるさ…

昔話と絡めた女性の半生『瓜子姫の艶文』坂東眞砂子著

伊勢松坂の遊女屋の伽羅丸は、間(あい)の山で拾われたみなしごだ。かすかにおっ母さんと暮らしていた頃の記憶があるが、切れ切れでおぼろ、今は木綿問屋の主亥右衛門(いえもん)の表の妻になることを夢見ている。 この遊女伽羅丸と亥右衛門の妻りくと、交…