あとは野となれ山となれ

たいせつなものは目に見えないんだよ

2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧

震えあがった帰り道

久々に次男が帰省し、昨日は彼岸には少し遅れた墓参りをした。隣接する公園の桜はもう七分咲きくらいといった感じで、日曜日でもあり花をめでる人や子供を遊ばせる人で賑わっていた。以前は桜まつり期間中には屋台の出店が並んだが、コロナ以降はずっと取り…

もうひとつのさようなら

前回こたつを片付けて冬との別れを書いたが、何年ぶりかの人から電話をもらい、新たな別れを知った。 その人というのは、私が当地に戻ってすぐ、友人に頼まれて手伝った日本語教室の生徒だったNさんだ。今参加している日本語教室ではなく、豊橋駅前の繁華街…

さようなら冬

なにやら最高気温が30度を超えた所もあるようで、3月の真夏日は26年ぶりとか。桜が開花したというニュースもチラホラ。 冬の間本当にお世話になったこたつだけれど、やはりこう暖かくなってくると、勝手なもので片付けてスッキリしたくなる。天気予報を見て…

受け取ったメッセージ

日曜劇場『御上先生』が終わった。現代社会の問題を扱いながらも常に希望が見えて、良いドラマだった。良いドラマであったことは認めながらも、スケールが小さかったことを残念だとする記事を今日ネット上で見たが、私はこれで良かったと思っている。 このド…

タイミングの問題

これまで何作も読んできた、好きな作家の柴田よしきさん。ほのぼのした話からピリッとしたミステリーまでいろいろ書かれる。先日リクエスト本3冊を返しに行ったとき、生涯学習センターの図書室の棚にこの柴田さんの作品を見つけたので、迷わず借りて来た。 …

はれわたり

今日の天気の話、ではない。「はれわたり」は青森のお米の品種の名前だ。昨年末に青森の友人が送ってきてくれたもの。一昨年までは確か「つがるロマン」だったし、別の友人が送ってくれるのは「青天の霹靂」なので、この「はれわたり」を食べるのは初めてだ・…

誠実な生活者『ダイヤモンドダスト』南木佳士著

この人の文章はご自分の精神安定剤だと仰って、たびたびぷよねこさんが取り上げられる南木佳士さん。興味を引かれて読んでみた。 puyoneko2016.hatenablog.jp まずは芥川賞受賞作の『ダイヤモンドダスト』。昭和63年下期、つまり昭和最後の芥川賞受賞作とい…

いただくのと差し上げるのと

期末で国際交流協会の方は忙しいらしく、通常は四半期ごとにボランティアの活動費を担当者が教室まで持って来てくれるのだが、今回は事務局まで各自が受け取りに行くことになっている。同時に私は今期の学習者の登録用紙・登録料と、ボランティアの出欠表も…

45分がとても深い『どうせ死ぬなら、パリで死のう』

たった45分で、こんなにも深い物語を紡ぐことができるとは。またしてもNHK。 大学の非常勤講師として働く昼間吉人(31)(岡山天音)は、妊娠中の姉から甥っ子・幸太(10)(森優理斗)を押し付けられ、預かることに。しかし間もなく、幸太が失踪。吉人はど…

失念と雷

いつものように昼食後のお茶をなかばトロトロしつつゆっくり楽しんでいると、玄関のチャイムが鳴った。遅れている集金を届けに来た最後の組長さんかしらなどと思いながらドアを開けると、補聴器のパナソニックの担当者さんだった。 「あら、今日だったかしら…

哀しくも美しい世界『猫を抱いて象と泳ぐ』小川洋子著

上下の唇がくっついた状態で生まれた少年は、それが原因という訳でもないのだろうが、極端に口数の少ない子供だった。閉じた唇を開かせるための手術で皮膚が剝がれ肉がむき出しになった唇に、医師は赤ん坊の脛の皮膚を移植した。そのため少年の唇には産毛が…

頭スッキリ!

頭スッキリと言っても、内側のことではなく外側、髪の毛、である。最初に作ったリサウンドの補聴器は耳穴の中に入れるタイプだったが、作り直したパナソニックのは耳掛け型のため、ショートカットの髪の毛を少し伸ばせば隠すことができるなと思い、このとこ…

つながっていく人の想い『クスノキの番人』東野圭吾著

水商売で働く母と妻子ある男との間に生まれた玲斗は、父親である男に認知もしてもらえず、母は早くに死んで、祖母と二人で生きて来た。 働いていた工場を理不尽な理由で解雇され住む所も失った彼は、残りの賃金ももらえなかった腹いせにその工場に盗みに入り…

初めての利息収入

私たちの老人会は2015年の秋に発足したので、今年は満10年を迎える。きちんとした会計年度としては今回が9回目になるわけだが、今までの8年間は低金利のため利息収入というものがなかった。 世の中の金利が上がって今年は上期に6円という利息が付いた。3…

ドラマな毎日

ドラマのNHK(と私は勝手に思っている)が、また素晴らしい作品を生んでくれた。『東京サラダボウル』と『バニラな毎日』だ。 多種多様な人種が混在して暮らす社会を、以前はよく「人種のるつぼ」と言ったが、近年は「人種のサラダボウル」が用いられること…

プリンターの復活

10年以上も使って来たのでもう十分満足しているが、ただ買い置きのインクカートリッジが無駄になるのがもったいないし、ダメで元々だしという思いで、先週の金曜日にプリンターのメーカーに問い合わせのメールを送っておいた。 そうしたら今、メーカーから電…

突然の別れ

第二日曜日の今日は、うちの老人会の定例会だった。先月の例会には元気で参加していたTさんが、その数日後にベランダのそばの戸外で倒れているのが発見され亡くなられたので、今日はいつもTさんのいる席が空席だった。 人一倍明るく元気で存在感の大きな人…

人生は常にままならぬ・・・

昨日、2025年度の日本語教室のスケジュール表を印刷しようとした。1枚はいつも通りに印刷できたが、少し手直ししたため一か所だけ外枠の線が切れていることに気付き、そこを修正して印刷をかけた。 するとさっきはなんでもなく印刷できたのに、プリンターに…

ありがたい情報

昨日は民生委員の地区定例会だった。先日専門部会の研修の折りにめまいを起こし、一緒に行った三人の方には迷惑をかけてしまったので、まずはその方たちにお詫びとお礼を申し上げた。 私のめまいの話を聞いた委員の一人が、ご自分もメニエールのめまい持ちだ…

犬太のお手柄

興味深いタイトルに惹かれ、そして村田喜代子さんなら面白くないわけがないと信じてリクエストして借りた『飛族』。期待を上回る面白さで、ブログで紹介したいと思っていた。もう返却日も迫っているので昨日書くつもりだったのだけれど・・・。どうも本調子でな…

しつこいめまいと給付金

第一日曜日、団地の一斉清掃日。ゴミを掃き集めたり草を抜いたり・・・。どうも少しめまいがする。 この間受診した時には目の揺れもないとのことだったので、今朝の服薬を最後にして、薬はもうやめようかなと思っていたのだけれど、まだ収まってはいないらしい…

フレッシュなコンビの誕生『きたきた捕物帖』宮部みゆき著

深川元町の岡っ引き文庫屋の千吉親分は、女あしらいも飛び切りうまいが、弁が立って仲裁上手どんなもめごとも丸く収める名親分だ。ところがうまい物にも目がなかった親分は、フグを自分で料理して小唄の師匠と食べ、毒にあたって急死してしまう。 あららら、…