あとは野となれ山となれ

たいせつなものは目に見えないんだよ

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜか低体温に逆戻りの3月

低体温に逆戻りと言っても、そもそも平均的な体温になったわけでさえない。この2年余、毎日朝一番の体温を測ってきたが、36度を超えることは風邪の時以外ほとんどなく、超えたとしてもせいぜい36度1分か2分で、それ以上の日は一日としてない。 せめて…

嬉しいシンクロニシティ

昨日市議会の傍聴から帰って郵便受けをのぞくと、関東に住む友からの便りが入っていた。私が葉書を投函したのは先週の土曜日なので、どんなに早くても、まだその返事が届くはずがない。 狐につままれたような思いで文面を読む。やはり友人がこの葉書を書いて…

小学校給食費無償化が潰される

昨年、私たち市民が応援し、現職を破って誕生した新しい市長になって4か月。一番の公約に掲げた「小学校の給食費無償化」の議案が、3月議会最終日の今日採決されるというので、友人と議会の傍聴に出かけた。 事前に自民・公明の会派や、一人会派の何人かの…

日光が欠かせない

勝手に生えて繁殖する雑草だけれど、けなげな花がとてもかわいくてきれいなオキザリス・セルヌア。いつの間にかうちの玄関側の植え込みにもいっぱい咲いている。花のない時期には抜いてしまったりするが、元気をくれる黄色い花に今は楽しませてもらう。 とこ…

ひとりお花見と木皿泉さんのドラマ

好天に誘われて、いつもの松根油の松林の公園に花を見に出かけた。先週だったろうか、ポニーにまた会いたいと出かけたときはまだ蕾は固かったのだけれど、今日はすでに五分か六分咲きといった感じになり、風景が一気に明るく華やかになっている。 今日もサニ…

静かで優しい『暗いところで待ち合わせ』乙一著

主人公は交通事故のために視力を失った女性ミチルと、気が弱いため職場で軽く扱われがちなアキヒロの二人。 ミチルには物心ついた時から母親はおらず、ずっと父娘二人で助け合って暮らしてきた。ところが青信号で交差点を渡っているとき信号無視の車にはねら…

いよいよいただきます!特別なフルーツケーキ

かつて私が友人の誘いに応じて、二人で小さな小さな会社を作り、外国人観光客の土産用の上質ガーゼ寝巻「ゆめゆかた」を作り、販売しようとしたことを書いたことがある。 yonnbaba.hatenablog.com そして、この記事を読んでくださった白魔女さん(id:whitewit…

洗濯機の水漏れ?

2、3週間前から洗濯機を使った後、防水パンに少し水がついているようになった。タオルで吸い取って絞り、吸い取って絞り・・・を何回かして対処していたが、面倒でもあるし、何より、これで収まっているという保証もない。 少し前にワットさん(id:watto)が洗…

浅田次郎著『夕映え天使』から『切符』

久しぶりの浅田次郎さんの作品。六つの短編集で、どれも安定の内容だけれど、特に『切符』が心に残った。 両親が離婚し、広志は生まれ育った駒沢を離れ、恵比寿に住む父方の祖父に引き取られて二人暮らしをしている。父親は再婚し、母親も今度新しい男と所帯…

楽しいのに変なとこが気になる井浦新さんの『歩くひと』

思わず深呼吸したくなるような景色の中を、井浦新さんがひたすら歩くだけのような、不思議なドラマ『歩くひと』。 「ちょっと歩いてくるよ」と言って手ぶらで出かけ、これほど変化に富んだ風景の中を歩けたらどんなに楽しいだろうとうらやましくなるが、それ…

内憂外患どうすれば?と、かきカレー

定例の金曜日の更新で、SPYBOYさんが安保法制に反対する人たちの安全保障についての意見を問うていらした。 spyboy.hatenablog.com 安保法制違憲訴訟の会に、いちおう毎年会費だけは振り込んでいるので、時々こうした印刷物が届く。これを手にしたとき「許さ…

ATMさん、何が不満なの?

天気は何とか今日も持ち、春らしい一日だった。それは嬉しいけれど、杉よりヒノキ花粉にいくぶん強く反応するらしい私は、昨日あたりから目がかゆくて少々不快だ。 あれこれの団体の会計も受け持っているため、もうお金の動きのなくなったものから決算報告書…

うらうらに照れる春日に・・・

力強さを増した陽光、風もなく、踊り出したいような長閑な春の日だ。予定より家を出るのが遅れたため、駅に向かう道すがら、たくさんの卒業式帰りの親子連れと行き交う。コロナ禍でなければ、私も来賓として列席していたはずだ。新学期を諸外国と合わせよう…

幸運はそんなに続かない

ポストまで出かけたついでに、ちょっと、いやかなり足を伸ばして、この間ポニーがいた公園まで行ってみた。 今日も小学校高学年か中学生らしい男の子たち10人ほどが、広場でボール遊びをしていたけれど、残念ながらポニーの姿はなかった。今までずいぶん来て…

金輪際気にすまいと思えど・・・

ことばのことであれこれ言うのは控えようと思っているのだけれど、またしても引っかかってしまった。 昨日の大河ドラマの録画を見ていたら、主人公の姉の縁談の相手の家に狐がついているとかいううわさを聞いて、伯父が言ったせりふ。 「わしは金輪際反対だ…

愛知15区の野党に話を聞く会

第二日曜日の今日は地域の老人会の定例会なので、せめて午前はのんびりしたかったが、友人から声がかかり、車での送迎もしてくれると言うので、「愛知15区の野党に話を聞く会」という催しに出かけた。 もうお決まりになった検温・手指消毒後の受付。そして、…

散歩のご褒美

夢を見ているのかと思った。でも、夢ではない。けれども大型犬にしたって大きすぎるし、第一体つきや姿勢がまるで違う。 歩いている私の眼の中に、その動物の姿が入った。一心に草を食んでいる。急遽コースを変更して、その動物のいる方に行ってみることにし…

2年ぶりの内科受診

尾籠な話になるが、この1か月余りどうも膀胱炎のようである。これも気分が落ち込む要因の一つだろう。毎日が日曜日で楽をしているおかげか、かつてのように症状がひどくなることはない。 初めてのお産の後、40度を超える熱が出た。腎盂腎炎だった。痛みその…

新聞にアイロン

急にして要な所用があって高知に行った長男から、土産が届いた。帰りに我が家に寄れるわけでもないのに・・・。 現地のお店から直接発送されたもので、緩衝材に高知新聞が使われている。それを資源ごみにするべく、みな開いて伸ばしたたむ。昔ならこんなことを…

啓蟄を過ぎ、出不精も蠢く

春に虫を二つ書いて「うごめく」とは、漢字とは面白い。 先週から懸案だった要件を果たすため出かけた。さすがに今日は出かけられない理由をひねり出すこともなく、すんなりと家を出た。最寄駅から渥美線に乗るのは何か月ぶりだろう。 今日一番忘れてはいけ…

「私」を見失ったような寂しさ

昨日は少々心細いことを書いてしまった。お天気屋の私には珍しいことでもないけれど。 夜になってふと、その気持ちの一端にあるものに気付いた。現在読んでいる『太宰治の辞書』だ。高村薫さんの人気の『円紫さんと私シリーズ』で、1998年の『朝霧』以来17年…

埒もないこと

昨日は結局出かけなかった。先日も書いたことだけれど、前もって大変な決心で出かける予定をしても、当日の朝になると、もう出かけられない理由をひねり出している私。安保法に反対しての駅前スタンディングに参加し始めたころ、週に3~4日、多い時はそれ…

今年も反原発の集い

愛知県は目下、県独自の厳重警戒宣言下にあるが、今年の「つながろう福島 なくそう原発 3.11追悼 東三河市民のつどい」の集会はマスク着用必須という条件で、本日開催される。 昨年は緊急事態宣言下でできなかったが、それ以外、2012年からずっと行われてい…

『グッド・ドクター』を大急ぎで見る

以前深夜にシーズン1が放送されていた時に見て気に入っていたこのドラマが、U-NEXTで見られるので目下シーズン2を視聴中だ。そしてそのU-NEXTの1か月のお試し期間が間もなく終了するので、急いで見ている。 慌てなくても有料で見ればいいのにと思われるか…

静かであたたかなドラマ『ハルカの光』

また、NHKのドラマ班が素敵なドラマを作ってくれた。『ハルカの光』。題名だけではどんな物語か想像もつかないまま見たが、ハルカは主人公の女性の名前であり、光は照明のことで、西谷(古舘寛治)という男の経営する個性的な名作照明器具を売るお店を舞台に…

弥生3月の始まり

どんよりと曇ってはいるものの、風もなく暖かで、弥生3月の始まりにふさわしい日になった。今週は小学生たちの下校時の見守り当番なのだけれど、先月の寒かったことを思うと、信じられないほどの季節の進みだ。花だよりも早く届きそうな今年の春。桜前線が…