あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

いよいよいただきます!特別なフルーツケーキ

かつて私が友人の誘いに応じて、二人で小さな小さな会社を作り、外国人観光客の土産用の上質ガーゼ寝巻「ゆめゆかた」を作り、販売しようとしたことを書いたことがある。

 

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そして、この記事を読んでくださった白魔女さん(id:whitewitch)が、この「ゆめゆかた」を外国のお友達のためにたくさん買ってくださった。

 

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東日本大震災から10年の今年は、私たちの「ゆめゆかた」も10年になる。いくら良質の製品で原価の何分の一かの値段にしているとはいえ、さすがにもうお代をいただくのは気が引ける。それで、軽井沢の友人にも相談の上、小規模の宿泊施設などをしているところで必要とするところがあれば、差し上げて使ってもらおうということになった。

 

それならば、まずは今までたくさんお買い上げくださった白魔女さんにお知らせして、もしまだご入用であれば先に差し上げたいと思った。友人の了解も得たけれど、なにしろ世の中はコロナで騒然としている。白魔女さんもそれどころではないかもしれないしと、かすかにでも海外との交流の見通しがたってから・・・と待っていたが、そんなことをしていたらいつのことになるか分からないので、しびれを切らしてメールを差し上げてしまった。

 

そうしたら、保管スペースはあるので全部でも・・・とのお返事をいただいた。これからブログやフェイスブックなどを通じて呼びかけ、見ず知らずの引き取り手を探してゆだねることを思えば、オーガストの光が失われた時、目に良いというハーブの種を送って下さったり、ゆめゆかたを認め、たくさん買ってくださった白魔女さんに預けることができたら、私にとってこれ以上嬉しいことはない。渡りに船とばかりお願いすることにした。

 

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かくして、大きな段ボールに2箱のゆめゆかたは白魔女さんのところに旅立っていった。今は海外との交流ができず、白魔女さんも研修などに出かけることもなく、また海外からのお客様を迎えることもできないでいらっしゃるが、コロナが落ち着けば、白魔女さんの元からゆめゆかたたちは、当初の私たちの願い通り、地球上のあちこちに羽ばたいていけることだろう。

 

・・・と、ここまででも私にとってはとても嬉しいことだったのだけれど、そのあと、先週の土曜日の夕方、白魔女さんから美しく楽しいものが詰まった素敵な贈り物が届いた。

 

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写真にこれが漏れてました、白魔女さんのカービングによる石鹸

 

細長い箱の中身はフルーツケーキ、もう一方は猫ちゃん型のクッキー。食いしん坊の私はすぐにもいただきたかったのだけれど、あいにく先に片付けないといけないおやつがあり、手をつけられずうずうずしていた。

 

そして今日、とうとういただきました、白魔女さんのフルーツケーキ!

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私の大雑把な舌ではきちんと分析できないけれど、何種類ものフルーツの甘さや爽やかな酸味と、洋酒の風味が口の中で広がる(コーヒーも今日はゴールドブレンドではなく、ちゃんとドリップしました)大人のリッチなケーキ。しあわせ!

白魔女さん、こんな雑なレビューでごめんなさい。