昨日は、私の骨盤の手術をしてくれた主治医の検診の日だった。6月24日に転院したので、2か月半ぶりくらいの再会だ。私が一本杖(杖の先端が分かれていない一番シンプルな杖)で歩いて現れたことをとても喜んでくださった(いえいえ、杖は念のためついてい…
8月に定例の3か月の歯科検診が入っていたのだけれど、まだ入院中だったのでキャンセルした。すぐまた入院が待っているので家にいる間に診てもらおうと、予約を入れ、昨日いつものクリニックに出かけた。この間の髪のカットのお店よりは少し近いので、余裕…
退院し、お祝いの週末を過ごし、昨日は所用を果たしに次男の車で市役所へ。ブロロロ・・・という音をさせて前を走っていた車、駐車場の一角に停車し降りて来た若者二人は東南アジア系と思われる外国人だった。私たちも車を止めて庁舎の中へ。私の歩みがのろいの…
一昨日ぶじ退院し、昨日長男一家もやって来て(珍しく帰省中だった孫も一緒に)、久しぶりに家族そろって賑やかに食べたり飲んだりおしゃべりしたり・・・。つかの間の幸せな我が家での時間を満喫している。 まだまだ思うようにならないことだらけだが、とにか…
もういくつ寝ると…どころではない。今夜ひと晩寝れば、明日は退院だ。三か月余の病院生活からやっと解放される。すぐに次の山が待ってはいるけれど、とりあえず5月の交通事故はこれで終結。 今日は最後のリハビリで、お世話になった療法士のFさんにお礼を…
「やっとかめ」とは三河弁で「久しぶり」のことである。やっとかめだね、三か月ぶりの私のパソコン! というわけで、パソコンで入力している。ちゃんとテーブルに向かい椅子に座って。退院が来週に決まり、自宅での生活に不便がないか検証するために、外泊許…
かねてより、この年齢になってのがんはもう放っておこうと思っていた。だから実は春あたりから「もしかしたら…」という自覚があったのだけれど、痛むようになったら緩和治療をしてもらえばいいやと思っていた。 ところがこの度の交通事故による入院で、図ら…
病院では、よく痛みを1から10の数字で表すよう求められる。初めの頃は戸惑ったが、今はすっかり慣れた。 両足への荷重が始まって、手で幾分か支えながらの歩行をしている。毎朝のバイタル・チェック時に看護師さんに「痛みは?」と聞かれるが、幸い手術個所な…
先週の土曜日に居室替えがあって、比較的退院の近い患者が多いという3階の部屋になった。 今までいた2階の談話室にもある程度雑誌は置かれていたので、車椅子が使えるようになるのを心待ちにして行ってみたが、ほとんどが週刊誌など私の関心のないものばかり…
先日面会に来た次男が、もうだいぶ本を読んでしまっただろうと次の本を数冊、また本棚から抜粋して持ってきてくれたのだが、その他に、「ねことじいちゃん」の新しい作品を買ってきてくれた。 この漫画は以前ブログ友だちの方が、絶対私が好きだろうと、6巻…
私のこれまでの二か月半に及ぶ入院を、ベッドサイドからずっと見守ってくれている子たち。白い子とはちわれくんは、長男のパートナーがずっと付いていられない自分たちの代わりに…と、事故の報を聞いて駆けつけた時に連れてきてくれた。茶色の子は、それを見…
住民投票の結果も我が市にとっては重要なことなので譲ったが、昨日2025年7月21日は私にとって特別な日となった。 この世に生を受けて、おそらく0歳と何か月かで私は自分の両足で立ったことだろうと思うが、それから70余年を経て、再び自分の両足に自分の体重…
昨日参院選と同時に行われた豊橋市の「アリーナ建設の是非を問う」住民投票は、賛成が10万6157票で反対は8万1654票、私たちが何年にも渡って活動してきた(私はこの5月から戦線離脱を余儀なくされたが)豊橋公園へのアリーナ建設反対の運動は残念ながら敗れて…
以前いた急性期の病院は、面会は1日1回30分以内で家族のみという条件はあれど、規定の時間内であれば自由に病室を訪れることができた。それで仕事場が病院のすぐ近くだった次男は、入院中ほぼ毎日見舞いに来てくれていた。 ところが転院した今のリハビリ病院…
友人が、先々月病院のベッドの上で誕生日を迎えた私にくれた手紙に、少しでも夜気持ちよく眠りにつけるようにと、おまじないの歌というのを書いてくれていた。 鹿たちも若草の上(へ)に眠るゆゑおやすみ阿修羅おやすみ迦桜羅(かるら) 永井陽子 毎晩、優しい目…
はてなのお題が「夏に食べたくなるカレー」だそうだ。カレー、もう二か月食べてない。夏じゃなくっても食べたい、カレー! 毎日まいにち、変化の乏しい病院食。それでもその三度の食事が、病院では数少ない楽しいこと。退院したら何を食べよう…と想像して楽…
いま入院している病院の投票日が今日ということで、初めて期日前投票をした。 最初、病院の担当者が投票について聞き取りに来た時、足がつけない私は車椅子に乗るにしても大勢の人手を要するので、その日はそんな人員を割くことはできない。悪いけれど今回は…
医療もののドラマを見ていると、緊急の患者さんが運び込まれて、看護師さんが「服、切りますね~」と言っているシーンをよく目にする。 その服はそのあと捨てられてしまうのだろうかなどとチラと思うことがあったが、家族に返されるということを今回知った。…
事故から約50日。その大半はただベッドに仰向けに寝ているだけだ。肌の弱い私は褥瘡(床ずれ)になりそうな気配が出てきて、看護師の方々も注意して右向き左向きと体位交換をしてくださってはいるが、はかばかしくない。 回復してくれば、できればベッドを起こ…
今度の病院は患者の利用できるWi-Fiサービスがないため、いまはもっぱら本を読んでいるが、すぐに疲れてしまうためそれもあまりはかどらない。 長男はポケットWi-Fiを送るとか、私のスマホサービスにギガプレゼントするとか言ってくれるが、私自身がそこまで…
いまだベッドに寝ているだけで、自分でできることはほとんどないのだけれど、今朝一番でリハビリ病院に転院した。今日は次男の仕事の都合がどうしてもつかないので、避けてほしいとお願いしていたのだけれど、受け入れ側の都合もつかず、今日になってしまっ…
今日は警察の担当者がみえて、今回の事故についての事情聴取があった。看護師さんにベッドで談話室に運んでいただき、そこで警察官との一問一答。 すでに警察は、事故に居合わせた車のドライブレコーダーや目撃者の話などで事故の状況は把握しているのだが、…
私が当分ブログを書くことはできないだろうと思い、はてなのアカウントまで作って私の事故の顛末を報告した次男、思いがけない私の早い時期からの投稿に驚いている。 まさか、スマホで投稿するとは思わなかったようだ。それについては私自身も驚いている。7…
手術した傷口もきれいにふさがったからと主治医から許可が出て、今日は専用のストレッチャーによるシャワー浴を経験した。こんなこと、それこそなかなか経験できることではない。 部屋から浴室までベッドで運ばれていく。浴室の前で専用ストレッチャーに移動…
病院に届いた軽井沢の友からの3通目の手紙に、「どうしても人は山のあなたの美しい世界を夢見がちですが、私たちはいま超えようとしているこの山の景色こそ楽しむべきなのかもしれません」とあった。 確かに、とかく遠い目標だの夢だのを追いがちだが、いま…
入院以来ずっと右手には点滴の針が刺さっていたので、沐浴の時も左手だけで右手は洗ってもらえなかった。 今日またシャンプーと手足の沐浴のケアがあり、先月15日の入院以来一か月ぶりに、初めて右手も沐浴をしていただくことができた。 このところ自分の手…
家族や友人からの温かなラインの他に、アリーナ建設反対のグループラインに入っていたので、そのメッセージもひんぱんに流れてくる。まだ込み入ったものを読む気力がなく、ほとんどは流しているが、先ほどは「駅前でスタンディングをするが人数が足りない、…
どうしても仕事を抜けられなかった一日を除き、次男は毎日病院に顔を見せてくれる。家族のグループラインでも医師からの話や事務的に必要なことを長男たちにつないでくれるが、元々の私とのラインでもせっせと声をかけてくれる。 昨夜はそのラインで家の居間…
こんな日々だが、たまに楽しいこともある。前回はシャンプーをする方と手足の沐浴担当の方の二人だったが、今回は髪・手・足と同時に3人の方が施術をしてくださった。 思わず「女王様みたいね」と言っていた。 絵づらは随分違うことだろうが、気分はこんな。
このところブログを更新できないのは、気持ちが弱っているからだ。 大きな病院では見落としや連係ミスなど、毎日のたくさんの仕事の中ではどうしても発生してしまうのかもしれない。でも、一人の患者にとっては重大なことだ。 単なる打ち身程度に思っていた…