あとは野となれ山となれ

たいせつなものは目に見えないんだよ

もう一つ寝ると

もういくつ寝ると…どころではない。今夜ひと晩寝れば、明日は退院だ。三か月余の病院生活からやっと解放される。すぐに次の山が待ってはいるけれど、とりあえず5月の交通事故はこれで終結

 

今日は最後のリハビリで、お世話になった療法士のFさんにお礼を言うと、涙がこぼれてしまった。早く家に帰りたい私の気持ちをくんで、優しさの中にも厳しさを持って次々と課題を提示してくれた。

 

幸い手術した部位の痛みもなく、また長年続けてきた筋トレの効果もあったのか、示された課題はどんどん乗り越えることができ、足の荷重解禁以降は周囲も驚くリハビリの進行ぶりで、明日の退院の日を迎えることにつながった。

 

日常の世話をしていただいた看護師さんたちへの感謝ももちろんだけれど、療法士さんは、休みの日以外は常に担当のFさんと二人三脚だっただけに感謝の思いはひとしおだ。

 

まだまだ体は元の状態の何分の一。毎日の生活が何よりのリハビリになると信じ、次の入院を経て、いつか元の暮らしに戻りたい。