あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

暮らし

胸痛む話

連日報道のかまびすしいジャニーズ問題。かなり早い段階で顔や名前を出して被害を話したカウアン岡本さんは、豊橋市の出身だという。まだファンや世間がこの事件をあまり認めたがらない時期だっただけに、かなりの誹謗中傷を受けたのではないかと思う。 その…

考える植物

星新一さんのショートショートに、高い知性を持った植物が出てくる作品があったと記憶しているし、モーツアルトを聞かせると植物の成長が良いとか、優しい言葉をかけているとよりきれいな花を咲かせるとかいう話も時々耳にすることだ。 私も我が家のポトスを…

寂しい魂『存在の美しい哀しみ』小池真理子著

タイトルに惹かれたが、自己陶酔型の物語だったら・・・という一抹の不安がよぎる。しかし、小池真理子さんの作品では今までそうしたものに出合ったことはないので、信じてみることにした。 プラハ芸術大学の音楽学部チェロ科の修士課程まで終えて、今もプラハ…

情報をどう見るか

昨日の署名活動についての記者会見が、今日は新聞記事になった。 目下話題の中心の豊橋公園(2015年のユネスコの平和学習出前授業風景) 中日新聞 朝日新聞 どちらも、現在の新アリーナ計画の問題点に触れ、だから市民グループはそれについて民意を問うため…

あの日から8年

今日は9月19日。8年前の今日、国会で安保関連法が成立してしまった。 7年前の私のブログ: yonnbaba.hatenablog.com このブログを読むと、ママの会の仲間(今も活動しているのだろうか)とまだ随分熱く活動していたのだなと思う。そんな私でも、後半の「9.…

この時間を大切に

昨夜はいつもの友人の家に行き不在だったが、今日も朝9時過ぎから名古屋に向けて出発する夕方まで、次男と話し続けた。 音楽をしていた時期はバイトもしなければならないのでなかなか帰省している暇がなかったし、この10年ほどはブラックな業界で働いていて…

彼岸には早いけれど

三連休で次男が帰省したので、墓参に連れて行ってもらう。途中小学校の校庭の横を通ると、テントがたたまれていた。午前中にわか雨が降ったので、校区体育祭はどうなったかなと思っていたが、繰り上げて終了したらしい。台風には当たらなかったけれど、予報…

はははのはなし

いろいろ検討した結果、私はこの何年かコンクール歯磨きジェルコートFを使っているのだけれど、研磨剤不使用なだけに、これだけを使っているとやはり歯の着色が進む。 3か月ごとに歯科にかかって、検診とクリーニングをしてもらうのでリセットは出来るのだ…

驚きの世界の入試

『ニュー試 世界の入試で未来が見える』はこの7月にレギュラー放送になったようだけれど、その始まりの番組で、2022年の1月15日に放送されたもの。今年の1月17日に再放送されたものを録画で見た。とても面白い内容だったので消去せず残してあるのだが、テレ…

それでも私は書く

ブログを書く理由とやらの「お題」があるけれど、私の場合はもう本当に単純。書きたいから書いている。 以前ブログのことで長男に注意され、なぜネット上に公開で書くのか、公開など必要ないではないかと言われた。確かに、日記帳に書けばよい程度のごく個人…

無法の国に生きる

臨時国会召集訴訟で原告野党議員側の敗訴が確定した。 NHKニュースサイトによれば、長嶺安政裁判長の判決理由は以下の通り。 12日の判決で最高裁判所第3小法廷の長嶺安政裁判長は、憲法53条の規定について「臨時国会の遅れによって個々の国会議員の権利や利…

気持ちよい仕事ドラマ『ストーブリーグ』

ストーブリーグとは、プロ野球のオフシーズンをさす言葉だ。スポーツとお金の嫌になるほどの癒着を目にしてきて、すっかりスポーツ嫌いになってしまった私だけれど、ネットフリックスのレコメンドで現れたこのドラマを、あらすじに惹かれて見始めた。 主人公…

激しく変わる天候

今日でやっとこのところ続いていた歯の治療が終了した。そう、6月にチョコレートを食べていて欠けてしまったあの歯だ。 hikikomoriobaba.hatenadiary.com 予想通り、またかなりの出費になった。セラミックの歯の代金は15万円ちょっとだが、この3か月近くの…

参加者多いのはゲーム効果?

昨年会員が何人か亡くなったこともあって、このところ出席者が15名を超えることがなかった老人会の例会だが、今日は17名の参加だった。人数にすればほんの2名か3名なのだけれど、この違いが結構大きく、今日は賑やかだなと感じた。この何か月か、骨折で入…

再びの署名運動に向けて

何度も書いている豊橋公園内に建設の計画が進められている新アリーナ問題。いよいよ来月から二回目の署名活動を始めるに当たって、今日は集会が開かれた。 昨年ほぼ同じ顔ぶれで住民投票条例を求める署名活動をし、目標を大きく上回る17,000筆を集めたが、市…

赤ちゃんのスゴイ身体能力

一枚のしゃし~ん!と、『ぴったしカンカン』風に・・・と書き始めようとしたのだけれど、今ちょっと検索したら久米宏さん31歳の時の動画がヒットし、見てみたら「しゃし~ん」などと延ばしてはいなくて、普通に「一枚の写真」と言っていらした。人間の記憶(い…

賑やかに始まった日本語教室

長い夏休みが終わって、今日から私たちのふれあい日本語教室が始まった。だいたい休み明けは学習に出てこなくなる生徒が何人かいて寂しくなるのだけれど、今日は新しい学習者が3人もみえ、日本語のレベルの見極めや書類を書いてもらうのにおおわらわだった…

物の流れは絶えずして・・・

友人が貸してくれたDVDを鑑賞したことを月曜日に書いたが、彼女は「ちょうど家にあったから」と、返送用のレターパックまで付けてくれた(なんという至れり尽くせり!)。それをありがたく利用させてもらって、昨日お昼前頃、市民館に本の返却に行くついでに…

誰が悪者か『ナイチンゲールとばら』オスカー・ワイルド著

オスカー・ワイルドの有名な短編『ナイチンゲールとばら』。私の大好きな「ちくま文学の森」ではなぜか第8巻「悪いやつの物語」に収録されている。 ご存じの方も多いと思うが、あらすじは 青年はある女性に恋をしている。その女性から真っ赤なばらを持って…

1000キロ余をはだしで歩く子供たち『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』

気に入ったドラマは時に2話分続けて見たりするくせに、なぜか2時間前後の映画となると、なかなか見る決心のつかない妙な私だ。それで、ネットフリックスのマイリストにもいっぱい映画が入れてあるのに、なかなか減らない。 集中力の低下と言うより、「2時…

何千文字も2文字も1件

豊橋公園内に新アリーナを建設することに反対しているグループのメンバーIさんと、今日はパブリックコメントの点検作業を行った。 なぜか募集の期限が途中で延長され、最終的に市の発表では、5006件(個人4297 法人・団体6)集まったということだ。そして市…

代理の事業報告

今日は、昨年度市の補助金をいただいて行った活動の事業報告会だった。放課後デイサービスのオープンが近づいてきて大忙しの理事長に代わって、頼りないが私が代理で出席した。 主催は市の市民協働推進課で、まずは地元愛知大学教授の「市民活動の続け方」と…

本当のスマートさ

おへそを曲げて電源が入らなくなったテレビ。その日のうちに電気屋さんが来てくれて、「2つある基盤基板がどちらもダメになっている。もう部品もないし、諦めてもらうしか・・・」と死亡宣告を受けた。 ところが昨日の朝、ダメで元々と思い主電源を入れると緑…

通い合う心『ナビレラーそれでも蝶は舞う』

ここのところ『ナビレラーそれでも蝶は舞うー』に夢中だった。見始めたら止まらない感じで、60分前後の12話を数日で見てしまった。ネットフリックスで視聴。 それぞれにいろいろな悩みや問題を抱えた人々が、一人の年齢に似合わない夢を持ったおじいさんの影…

すねた?テレビと夜泣き

昨日友人たちに、NHKの報道姿勢があまりにひどいので受信料を払うのも腹立たしく、いっそテレビをやめてしまおうか考えていると話した。それを聞いていてまるでへそを曲げたかのように、今朝はテレビのスイッチが入らない。 主電源で切る/入れるをしてみても…

エネルギー充電の6時間

初めての緊急事態宣言の出る直前、迷いながらも、ずっと楽しみにしていたことだしと3人で我が家での会食を楽しんでから3年半。また同じ顔ぶれで我が家に集まった。 yonnbaba.hatenablog.com 手土産を心配させないために、今回は当日中に食べたり飲んだりし…

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』

2012年劇場公開作品。ネットフリックスで鑑賞。 2005年に発表され、「9・11文学の金字塔」と評されたジョナサン・サフラン・フォアによるベストセラー小説を、「リトル・ダンサー」「めぐりあう時間たち」のスティーブン・ダルドリー監督が映画化。9・11テロ…

触らぬ神に祟りなし

昨夜は8時を過ぎたあたりから雷が鳴り始め、やがてかなり不穏な音が響き始めた。前夜が少々寝不足だったこともあっていい頃合いに眠気もさしているし、近くに落雷でもして使っている電気製品が故障するのもつまらないと思い、9時前だったがさっさと寝てし…

新アリーナ攻防

新アリーナ問題について、いつも詳しく書いてくださっているurikaedeさん。昨日はchange.orgのネット署名サイトをご紹介下さり、一昨日はこの問題を考える一助となるように、現在の公園の様子などを詳しく紹介してくださっている。 morigaiisutekisizen.hate…

恥知らずの国

ネット上で少なからぬ人が、この国はすっかりひどい国になってしまったと嘆いている。そうした言葉に出合うたび、私もこくこくと頷かずにはいられない。 かつてルース・ベネディクトは「日本は恥の文化」と言い、その端的な指摘は当の日本人にも広く深く受け…