あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

あと1年早かったら!

市から新年度の住宅管理人を引き受ける手続き書類が送付されてきて、昨夜それを書いていた。振込口座をどちらの金融機関にしていたかはっきりしなかったため、通帳を確認した。するとどちらの通帳にも、振り込みのあるはずの1月に入金がない。市のすることだから間違いなどあるはずもないと思い込んで、今までチェックしたことがなかったが、俄かに不安になった。

 

それでパソコンの家計簿を調べてみた。2004年から現在使っている家計簿アプリで記帳しているので、ほぼ20年分のデータがある。各年度の管理人手当の額を見ると、はたし  て、2013年だけ金額が少ない。調べると、4・7・10・1と4回振り込まれるうち、7月のみ抜けていた。

 

キッチリ合わせたい性分の私は、通帳の残高と家計簿の金融機関ごとの残高も時々合わせている。市からの振り込みや保険の割り戻し金など、入力漏れもこの時に判明する。入金を漏らした上に、たまたま出金も入力ミスをしてちょうど残高が合うという確率は非常に低い。

 

そんなわけで、金額は大した額ではないが、性格的に(つい先日いい加減が大事と言いながら)どうしても気になるため、今日電話で問い合わせた。今年1月の入金がないのは、年4回支払っていたのを昨年から年2回に変更したためと分かったが、2013年については、通帳などの証拠がなければ難しいと言う。

 

10年以上たってしまっているし、請求権すらすでにないだろうと初めから思ってはいたけれど、さもこちらの勘違いだろうという感触が腹立たしい。まあ、「そういうケースがあったと担当部署にお伝えください」と言って電話を終えた。

 

それでも負け嫌いな私は自分のミスなのかはっきりさせたくて、金融機関に電話して、普通預金の口座の写しはどれくらいさかのぼって発行してもらえるかを聞いた。すると10年だと言う。2014年の3月までなら発行できると。ああっ、あと1年早く判明していれば、私の正しい(と自分では思っている)ことが証明できたのに!

 

昼過ぎ、市から電話があって、いちおう振り込みを扱っている部署に連絡し調べてもらったが、2013年の手続きは間違いなくなされ、金額も合っていたとのことだった。でも、振込依頼書の控えなどが残っていて、一件一件合わせたわけではないだろう。私以外の人の口座に振り込んでしまっても、全体の金額は合う。でも、金融機関のデータも10年経過して消去されてしまったという今となっては、もう立証のしようがない。

 

どうにもモヤモヤと収まらない気分だけれど、このエントリーをしたためて一件落着とし、忘れることにする。

 

しかし、現実にこんなこともあったし、その昔には年金事務所の呆れるような着服事件もあったのだし、たとえどんな相手であろうと、やはりしっかりチェックすることは大切ですね。

 

 

めっ!!!  (ねこのきもちさんのサイトより)