あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

私の頭はボケの花が満開

今朝は3年ぶりの春のバスツアーの相談で、近所のレストランで校区内の3つの老人会の会長が集まりミーティング。高齢者の集まりは早く、お店が開店する9時からなので、いつも店外で何分か待つことになる。

 

そのミーティングを終え、座り込むとまたおっくうになると思い、そのまま通帳だけをバッグに追加して、すぐ信金のATMに記帳に行くことにする。今日は電気料の引き落とし日なので、今期の共益費の最終残高(来期繰越額)が確定するのだ。

 

目的のATMに到着し通帳を出そうとバッグをさぐると、通帳がない!しっかりのぞき込んで探すがやっぱりない。なんとおっちょこちょいな・・・。通帳記帳に行こうと家に寄りバッグに入れたはずなのに、どこかにちょいと置いて、そのまま置き忘れて来てしまったらしい。

 

自分のうかつさに呆れながらまた家に戻る。でも、どこを探しても家に通帳は残っていなかった。

 

やはり間違いなく通帳は持って出たのだ。途中なまず池公園を通り、満開の桜の美しさについ写真をと思いスマホを出した。きっとその時にスマホに引っかかってバッグから落ちたのだろう。キャッシュカードは作っていないし、昔と違って契約印も通帳には押されていないから、まず悪用されることはないだろうと思いつつも、自分のうかつさに冷や汗が流れる。

 

すぐ信金に電話をし、通帳紛失と再発行の手続きに伺うことを伝える。手数料が1100円かかりますが・・・と言うが、1100円が11,000円だろうと自分のミスなのだから致し方ない。

 

身分を証明するものと契約印を持って、すぐまた信金に出かける。桜の写真を撮っている時、公園には数人の人がいたし、もう拾われてしまっただろうなと思いつつも、最初に通ったルートをたどると、なんと、桜の木の手前の遊歩道に通帳がぽつんと取り残されていた。ああ良かった!どんなにほっとしたことか。

 

そのまま信金に行き、来る途中無事に公園で見つけたことを伝え、お騒がせしたことを詫びた。そして通帳記帳を済ませ、無事今年度の共益費の決算書も作成を終えた。

 

それにしても自分のうかつさに呆れはて、そして自信も喪失する。もうさまざまな役目を引き受けているのも無理なのかもしれないと思ってしまう。バッグから物が落ちたのに気づかないというのも、高齢化による注意力の欠如なのだろう。

 

もともと粗忽者で、とりわけ鍵に関しては20代の頃から失敗がいくつもあって、さすがに鍵は自分のウイークポイントとかなり注意して取り扱うようになり、この十数年は失敗していない。今日のことを教訓に、これからはいっそう慎重に行動にするようにしなければ!

 

 

この桜に目を奪われて・・・。