あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

愛知15区の野党に話を聞く会

第二日曜日の今日は地域の老人会の定例会なので、せめて午前はのんびりしたかったが、友人から声がかかり、車での送迎もしてくれると言うので、「愛知15区の野党に話を聞く会」という催しに出かけた。

 

もうお決まりになった検温・手指消毒後の受付。そして、参加者は会場の収容人員の半分ほど、換気のための出入り口開放で、会は始まった。

 

立憲民主党の国会議員、共産党の市会議員、社民党豊橋支部長、れいわ新選組の15区の候補予定者の4名の出席で、会の主催者側や参加者からの質問に答えるという内容だった。

 

市民グループが応援し、昨年現職を破って誕生した新市長の市政に対する見解や、オリンピックに対する考えを聞いたり、中央の野党共闘の進展具合が見えにくいという発言などがあったが、やはり多くの参加者の思いは、自民党政権を倒すため、なんとしても野党共闘を強め、3割4割という岩盤の自民支持層に匹敵する、支持政党なしという層にアピールしてほしいということだと感じた。

 

けれども、その訴求手段については、求める方も答える方も相変わらずで、新味が感じられない。消費税減税と格差の解消とか、憲法を守るとか、脱炭素社会・・・。

 

ずっと聞いていたが、従来の議論から脱却できないまま時間が来てしまいそうだったので、我慢できず挙手した。

 

東日本大震災時の3年ほどを除いて戦後の大部分政権を握ってきた圧倒的与党の自民党が、時間をかけお金をかけマスコミまで抱き込んで、着々としたたかな戦略で自分たちの目指す国を築こうとしているのに対し、政治家も市民の側も、日本のリベラルといわれる人たちは、正しい主張さえしていれば勝てると思い込んでいるように見える。

 

いまや国会中継でさえ政府の都合の悪いシーンは放送しないような報道状況の中で、今まで通りのやり方で野党の活動が伝わるわけがない。投票にも行かない、政治に関心がない、あるいは生きることに必死でそれどころではないような人たちの心に響かせるためには、こちらも相当したたかに工夫を凝らさなければ無理だ。ぜひ中央の人たちに、そうした「外からの見え方」を意識した活動や発信を求めてほしいとお願いした。

 

 

いつまでたってもまっすぐすぎる青二才(率直に言えば頼りないということ)のような野党が、これで変わるとは思えないけれども・・・。

 

 

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これくらいのパフォーマンスはしなきゃだめニャ!

 

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あなたを絶対助けるニャ!!!という強いメッセージが必要