1月は、仕事をやめてからでは最低記録ではないかと思う、たった2冊という寂しい読書で始まった今年だったが、終わってみれば、目下のところで82冊と、平成28年の88冊に次ぐ記録となっている。まあ、数を読めばよいというものでもないけれど。
今月読んだものは、
いつの日も泉は湧いている 盛田隆二
虹色の皿 拓未司
光の指で触れよ 池澤夏樹
算法少女 遠藤寛子(どなたかのブログで知った)
蒼いみち 小澤征良
そして、つるひめさん(id:tsuruhime-beat)のブログで知った、
366日絵のなかの部屋をめぐる旅
を楽しんだ。
今年もあと十数日を残すのみとなり、借りれば読みふけって家事もおろそかになりそうなので、そろそろ市民館通いも終わりにしなければと思う。
途中で脱落する本やドラマが増え、興味の幅が狭くなるのは認知症の兆候かと不安になるが、池澤さんの『光の指で・・・』のように、まだまだ作品によってはのめり込んでしまう情熱もあるのだといくぶん胸をなでおろす。
結構楽しく読んだ『虹色の皿』は青春小説と言えるし、ドラマでも、『プロミス・シンデレラ』や『恋です!ヤンキー君と白杖ガール』のような恋愛ものに胸をときめかせることができた。
まだまだコロナの先行きは見えず、来年もいろいろな行事が中止になったり、安心して人とあったりも難しい状況が続くかもしれないが、引きこもりがちな日々でも、なるべく好奇心を失わないようにして、泣いたり笑ったり、心の動く暮らしを心掛けたい。
姉の手紙に入っていた桜の文香。