あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

2022-03-26から1日間の記事一覧

『漱石先生大いに悩む』清水義範著

くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨の降る 窓外を眺めているうち、なんとなくこの歌が浮かんだ。まだバラは蕾を持つどころではないので、子規がこの歌を詠んだのは、もう少し季節が進んだ頃合いだろうけれど。 雨が多くなった。ひと雨ごとに…