昨年バーンロムサイのネックレスをプレゼントされて、初めて「バーンロムサイ」を知った。それはエイズ孤児たちの生活施設であり、そこで作られるアクセサリーや衣料品のブランド名でもあった。そしてまた、映画『プール』の舞台となった、天国のような宿泊施設の名(現在はhoshihana villageというらしい)でもあった。
プレゼントに同封されていたカタログで、そのバーンロムサイで生活する女の子の絵がもとになった猫のクッションを知り、ひと目ぼれしてしまった。でも、一生懸命身の回りのものを減らしているときに、どうしても必要というわけのものでもないし・・・とずっと躊躇していた。
先日夏向きのしつらえに模様替えした折り、ソファに置いていた人形たちを玄関に移し、ソファが少々物足りなくなったのを機に、再び猫のクッションが欲しい!という気持が再燃し、1年間変わらなかったんだから本当に欲しいんだ、ということにして、とうとう愛しい猫のクッションを手に入れた。
シンプルで、可愛すぎないところが気に入っている。