あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

寒い国の力を感じる

今朝は少々寝坊して目覚めたら6時半だったが、ストーブをつけると、現在気温が10度と表示された。何日か前にもあったが、これは寒のさなかと同じ温度である。このところの寒さはまさに本格的だ。

 

陽が高くなっても、窓から見る景色はいかにも寒そうな感じで、出不精で寒がりな私はひるんでしまうが、明日の月曜日は市民館の休館日だしと思いなおして、返却本を持って出かける。

 

今月早々に、「少し早いけど、売り切れてしまう心配もあるので・・・」と長男夫婦から届いた今年のクリスマスプレゼントのショールをして出た。ポケットの付いたたっぷりしたショールを巻いて歩くと、青森時代、姑が普段に使っていた角巻を思い出した。

 

プレゼントされたショールは「LAPUAN KANKURIT」というブランドの製品で、フィンランドのものらしい。ショールは、姉から貰った刺しゅう入りのものやモチーフつなぎの編み物のものやいろいろ持っているけれど、これはサイズのたっぷりさもあるがなんといっても生地の暖かさが素晴らしい。コートを着ないでこのショールだけを羽織って出たのだけれど、今日の冷たい風の中でも十分暖かく、角巻と同じく、北国の実力を痛感した。

 

12月も半ばを過ぎ、多くの人は仕事に家事に気ぜわしく、もうのんびり読書をしている気分ではないかもしれないが、相変わらずのコロナでたぶん今年も長男たちは帰省できそうもなく、私は普段通りの怠惰な日々だ。押しつまってから突然掃除のスイッチが入るかもしれないが、今はその気分ではなく、まだまだ本を借りている。