あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

木陰でランチ

9月も終わろうという時期なので秋の雰囲気の服装にはしたが、しかし暑い。日本語教室の会場であるアイプラザまで、ゆっくりゆっくり歩いたが、それでも汗ばんでしまった。

 

先週教室を休んだペルー人のFさんが、沖縄に旅行に行ってきたそうで、みんなにお土産のお菓子をくださった。台風の襲来もなく、天気に恵まれたようで良かった。

 

つつがなく教室を終わり、月の最終週なので学習後30分ほどのスタッフミーティングをして解散する。いつもの焼き立てパン屋さんに寄ってパンを買い、アイプラザ向かいの緑地公園まで歩く。今日は公園の緑の陰でランチにしてみる計画だ。

 

日なたはいまだに真夏の暑さだが、木陰はさすがに快適だ。草の上に腰を下ろし、買って来たパンと飲み物を広げる。家で待つ人はいないから、気の向くままにこんな寄り道もできる。平日の昼間、ほとんど人のいない公園。

 

レスペクチュス・パニスというむつかしい名前のサンドイッチ。

 

パンへの敬意、というくらいなので、パンの製法が鍵らしいが、かぶりつくとなかなか嚙み切れず、食べるのに少々苦労した。野菜と一緒に、すごいボリュームのチキンが挟まっていた。美味しかったけど、食べるのに苦労した。一人でよかった・・・。

 

帰宅して調べると、レスペクチュス・パニスの製法の特徴は「少ない酵母・塩、長い発酵時間で小麦の旨味を最大限引き出す」ことだそうだ。パンに敬意を表して、パンだけでしっかり味わうべきだったかもしれない。私の脳はチキンばかりを記憶している。

 

気持ちの良い木陰を出て、帰路につく。昼を過ぎたばかりで、まだあまり拾えるほどの日陰がない。帰り道で再び暑さに音を上げる。5000歩の冒険に出かけられる日はまだまだだ。でも、本日は往復で4799歩。