あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

陽気に誘われて

春の陽気に誘われて、手紙の投函に最寄りのコンビニのポストではなく、その倍ほどの距離の郵便局まで歩く。

 

随分久しぶりの郵便局。今まで郵便物を出す窓口のカウンターにはシール切手が回転する台にズラッと掛かっていたのだけれど、それが台ごと無くなっている。窓口の女性に聞くと、みんな売れてしまって在庫がないのだと言う。

 

メールやLINEの時代なのに、切手はよく売れているんですねと言うと、シール式は便利なので、結構業務用にも使われるようで出てしまうんですとの返事。では水を使うタイプなら記念切手も残っているのですかと問うと、今従来のタイプは普通切手だけなんですと言う。次の記念切手の発売を待つしかない(利用者の少ない小さな郵便局なら残っていることもあるが)。

 

郵便局に行くと、葉書やレターセットやカードなど、思わず手紙をしたためたくなるような商品が並んでいて楽しい。今日は美濃和紙を使ったピーターラビットの絵葉書と、日比谷花壇製の「花ことばはがき箋」というのを買ってしまった。

 

「花ことばはがき箋」は8種類あってどれもそれぞれに素敵で迷ってしまった。イラストで惹かれるものと、花ことばで惹かれるものが一致しないのでさんざん迷ったが、結局第一印象で惹かれた絵柄に落ち着いた。人生にかかわる一大事は一人でスパッと決断できるのに、こういうちょっとした選択で、私は優柔不断になって悩む。

 

スマホを見ると郵便局往復で3000歩ほど。綿のタートルにカーディガンという服装だったのだが、家につくとうっすら汗ばんでいた。今日なら綿一枚でも良かったようだ。

 

迷った末に選んだマーガレット。