ニュースを見ようとテレビをつけても、「オリンピック、オリンピック」と朝からやかましい。それでなくても暑くて不快なのに、何と暑苦しいこと。今回は自国開催ではないのだからと軽く考えていたが、他国での開催でもオリンピックってこんなにやかましいものだったのだろうか。サーカスを盛り立てて、人々の目を政治から遠ざけようとする意思が働いているのではないかと、勘繰ってしまう。
そんなことを考えながら流しに立っていたら、なんだか居間が急に静かになった。もしかしたら･･･と思いテレビの前に行ってみると、案の定画面は真っ暗。映らなくなっていた。以前にも一度映らなくなり電器屋さんに来てもらったところ、「２つある基板がどちらも･･･」と言われたことはブログにも書いた。なぜか奇跡的に復活して、あれから約１年働いてきたのだから、これでいよいよご臨終ということか。
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見る気もなく見てしまうものに意外な掘り出し物があったりするので、なかなか踏ん切りがつかなかったが、これで思い切ってテレビのない生活を始められそうだ。60数年ぶり･･･とは言ってもネット上でいくらかは継続視聴するだろうから、全くテレビ放送のなかった時代と同じとは言えないけれど。それでも生活が少しすっきりするのではないかしら。第一、家の中からまたモノが一つ減る。喜ばしからずや。
厚みのあるテレビは猫たちのお気に入りの場所だった。
