おへそを曲げて電源が入らなくなったテレビ。その日のうちに電気屋さんが来てくれて、「2つある基盤基板がどちらもダメになっている。もう部品もないし、諦めてもらうしか・・・」と死亡宣告を受けた。
ところが昨日の朝、ダメで元々と思い主電源を入れると緑色のランプがついた!リモコンで電源を入れると、あらまあなんということでしょう!問題なく画面が出た。そこで昨日の朝は以前通りにニュースを視聴し、ドラマの録画予約もして市役所に向かった。帰宅してからまた主電源を入れてみると、今度は赤の点滅、ご機嫌は悪いようだった。
まあ、どちらにしろ不安定な状態で、長くはないのだろう。買い替えるか、この際テレビをやめてしまうか。NHKさえまともなら、こんなことで悩む必要もないのに・・・。
入ったばかりの頃のテレビとドリーム
ところで昨日の市議会の傍聴だけれど、今まで本会議は2、3度経験したことがある。今回は委員会ということだが、同じように半日くらいのことだろうと考えていた。ところが、前日に友人から「お昼は職員の食堂は混むだろうし、市役所内のコンビニで買うこともできるけれど・・・」というLINEが来てびっくりしてしまった。お弁当持ちで一日なのだった(この日は4時で終わり、早いほうだったとのこと)。
そんなわけで、私はありあわせのサンドイッチを作って出かけた。この前友人が参加した時は傍聴人が部屋に入りきらなかったそうだが、昨日はそこまではいかないものの、傍聴席はほぼ満席だった。
議員と市役所の担当者との一問一答形式で議事は進み、12時から1時間の昼休憩をはさんで午後1時に再開。比較的順調(市議の質問が通り一遍)に進んだ午前に比べ、午後はアリーナ建設に問題を感じている市議2人が続いた。突っ込んだ質問をすると、市の担当者はしばしば答えに詰まり、他の職員とも相談し、それでもすぐには対応できず、「暫時休憩」と何度も中断が入る。
市の担当者でさえあまり分かっていない様子だったことに加えて、一晩寝たあとでもあり私はもう用語も思い出せないが、会議資料に掲示されている図について質問されても、はかばかしい答えが出るまでに相当な時間がかかっていた。詳しい人の話によると、そうした(今回は資料1、2、3及びその別紙とで合計コピー用紙200枚弱くらいか)資料は日本総研が作っている部分がかなりあるとか。道理で担当者たちもチンプンカンプンなわけだ。
昨日の委員会を傍聴して感じた事。こうした国の補助金をあてにしたどんぶり勘定のハコモノが、何十年もの間日本中で造られ続けてきたのだろうということ。特別「面倒な」突っ込んで聞く議員でもいない限り、昨日の我が市の委員会の様に担当者さえちゃんと分かっていないような資料で計画はどんどん進み、あとには赤字を出し続ける施設が日本中に残った・・・。その施設の陰の多くには、もちろん自然破壊というおまけつきで。
もういい加減、ハコモノで街を活性化しようなどという昭和な行政を終わりにしたい。そんなことをしなくても若い住民が増え街が元気になることは、明石市が証明している。豊橋市も新しい時代にふさわしいスマートな市になって欲しいものだ。
最も質疑が長引き「わけわからなかった」図。