あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

3か月ぶりのヘアーカットとボリュームランチ

前回髪を切ったのは3月の初め。首相の初めてのコロナ会見のあったあとだが、まだまだ「なんで学校休みにするのかな~」と思っていた、のどかな頃だった。

 

それから1か月たち、2か月たち、伸びた髪が気になりだしたが、もう少し待てば通常の生活に戻れるのではないかと期待し、待っていた。某大臣なども、「暑くなれば自然に収まるさ」といともお気楽にのたまっていたではないか。

 

しかし、いくら待っていても、もう以前の生活には戻りそうもない。少なくとも、ワクチンや治療薬が普及するまでは難しい気がする。もう我慢も限界だと思い、カットに出かけた。

 

いつもの、早くて安い店「サンキューカット」さんだ。待っている人の座る椅子が、作業している人に向いていたのが、90度回転して壁側に向けられ、そして座席が一つおきに取り外されていた。「入店人数を減らすため、付き添いの方は外でお待ちください」という表示もあった。マスクの装着も必須になっていた。

 

美容師さんは、一人終了するごとに椅子を除菌している。客がマスクをしたままでは、作業も気を使い多少やりにくいことだろうが、この時節では已むをえないことなのだろう。私と同じようにしばらくカットせずに我慢していた人が少なくないのか、次から次へと客が来店していた。

 

カットを終えてから、少し先にあるお店にランチを食べに行くことにした。以前、日本語教室のスタッフ仲間に教えてもらった店だ。

 

f:id:yonnbaba:20200612153004j:plain

家庭的な小さなお店。吊り下げられた花鉢と赤いベンチが可愛らしい「ワタライ食堂」さん。ワタライは漢字では「渡会」と書き、このあたりでは特別珍しい苗字でもない。この食堂もたぶん渡会さんご夫婦が経営しているのだろう。

 

ネットの情報によると「バラカツ」が一番の人気メニューらしいが、私はブタバラしょうが焼きを選んだ。1100円なり。

f:id:yonnbaba:20200612145120j:plain

凄いボリューム。おそらく肉は200グラムを超える。具だくさんのみそ汁は赤味噌白味噌か選べる。働き盛りの男性なら、100円プラスでご飯を大盛にすれば、かなり満足できそうだ。基本、食べ物はできる限り残さない主義の私は、きれいに完食。さすがに帰り道お腹が少々苦しかった。次に行くなら、ご飯少なめと注文付けよう。

 

「おふくろの味」という感じで、男性に人気が高そうなお店だ。ここも、カウンターは一人ずつプラスティックの板で仕切り、テーブル席も一組ずつ仕切りをする「コロナ仕様」になっていた。小さなお店に満席の客で、久々の「ちょっと密」な世界だった。