あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

進化する寒天?

最後に残った寒天パウダーで、今日は再び小豆かんを作った。前回は沸騰させた寒天液に小豆を混ぜた結果、重たい小豆が沈んで二層に分かれた寒天が出来上がった。その二層の分かれを、怪我の功名でセネシオさんに「さすが」なんてお褒めいただいてしまったけれど、あくまでもこれは狙ったものではなかった。

 

そこで、今日は改めて二層に分かれた小豆かんを「狙って」作ってみた。先に小豆を敷き、寒天液を少し入れて固め、その上に静かに残りの寒天液を入れた。これで寒天部分はきれいな透明に仕上がる予定だったのだが、なぜかまた白濁してしまった。でも小豆は前回のカロリーオフタイプではなく普通のものにしたし、寒天液にも少量の砂糖を入れたので、十分満足できる美味しさにできた。これで一切れ80~90キロカロリーくらいだから、ちょうどいいだろう。

 

f:id:yonnbaba:20200628143606j:plain

 

前回の小豆かん

hikikomoriobaba.hatenadiary.com

 

今日はなんだか無性に次男の曲が聴きたくなり、久しぶりにTHE WEL-CHAMELEONのCDを流しながら寒天を作った。息子が大学を辞めてバンドを真剣にやっていきたいと言った時、バイト先の居酒屋のご主人が、「累々たる屍の上に、ほんの一握りの成功者のいる世界なのだから・・・」と思いなおすように説得してくれた。普通なら親が言うべきことなのだろうけれど、大人になりきれない親の私は、「納得いくところまでやってみれば」と応援した。

 

ご夫婦ともに次男によくしてくださって、いつか「あの〇〇がアマチュア時代バイトしていた居酒屋さん!」と紹介してもらえるようになってご恩を返せたら・・・と親バカな母は願っていたが、ついにそのような日は訪れなかった。

 

でも、15年ほども前、二十代の次男の歌うロックを久々に聞いて、会社が終わったあと新幹線に飛び乗って名古屋までライブを聴きに行った頃を思い出し、私もちょっぴり若返った気分になった。

 

今日で寒天パウダーは終わったけれど、まだ夏本番はこれから。もう一度寒天を買って、さらに改良を進めようか・・・。