あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

いよいよレジ袋有料化だとか

スーパーマーケットではもう有料化されて久しいし、とんとコンビニには行かないので知らなかったが、7月1日からコンビニでもレジ袋が有料になるのだそうだ。

 

そもそもレジ袋などプラスチック製品のごく一部にすぎないので、有料化が言われ始めたころから、スケープゴートにすぎないという意見があった。実際、この動きが始まってから、ストロー以外に他の分野まで巻き込んだプラスチック削減の動きが強まっている気もしない。レジ袋とかストローとか、いかにもロビー活動なんて弱そうな業界という気がする。

 

生分解性プラスチック100%とかバイオマス素材が25%以上配合されたものは無料でいいそうだけれど、原価が割高になる上に客から代価をもらえないのだから、体力のある企業でなければ導入は難しそうだ。

 

出先でよくコンビニを利用するという人は、ポケットの中やバッグの片隅に、小さく折りたたんだレジ袋を常に入れておくと良いかもしれない。

 

レジ袋がいつごろから使われ始めたのか・・・。私は結婚して神奈川県の相模原市に住んだのだけれど、一番近いスーパーが、小田急江ノ島線東林間駅そばの「三和」というスーパーだった。いまでもそのお店の薄茶色の地に深緑で「sanwa」と名前の入った紙袋を鮮やかに覚えている。

 

f:id:yonnbaba:20200627143403j:plain

こんな感じの。(ネット上で見つけました)

 

その頃(昭和48年~53年まで居住)はまだ今のようなレジ袋はなく、その薄茶色の紙の袋は重たいと両手で抱えないといけないし、抱えて歩くうちに牛乳などの冷たいものが汗をかくとクタクタしてきて破れてしまったりして大変だった。やがて妊娠したこともあり、ショッピングカートを使うようになったけれど。

 

ネットで調べるとレジ袋は1970年代に普及したとあるが、そのお店のプラスチックバッグは記憶にないので、私がレジ袋を使うようになったのは青森に転居してからなのかもしれない。今回この記事を書くにあたって調べたら、スーパー三和さんはまだ健在で、東林間店も相変わらず営業しているようで嬉しかった。当時としてはちょっとお洒落な品ぞろえで、気にいって利用していた。

 

コロナによる3か月の引きこもり生活で、飲食店から出る廃棄食品は大幅に減っただろうが、プラスチックはじめ家庭ごみは大量に増えた。今朝のニュースでは、コミックも含め書籍の売り上げが大幅に増加したと伝えていた。泣く業界、笑う業界、さまざまだ。首相及びその周辺やお仲間だけは、都合の悪いことは全て切り捨てて、しごくご安泰なのだろうと思うと、実に腹立たしい!