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バーチャル見学『名建築で昼食を』

子供の頃からレトロでクラシカルなものに心惹かれた売れないコピーライターの春野藤(池田エライザ)は、友人とのカフェの共同経営を夢見ている。SNS上で見つけた「乙女建築」なる写真に一目惚れ、撮影者の植草千明を師匠と尊敬している。千明という名前から女性だと思い込んでいたのだが、誘われて、初めて一緒に建物見学に出かけてみると、現れたのは中年のおじさん(田口トモロヲ)だった・・・。

 

という具合に始まり、その驚きの第一回の見学先は、「アンスティチュ・フランセ東京」。1952年、ル・コルビュジェに師事した日本モダニズム建築の第一人者、坂倉準三が設計したフランス語学校だそうだ。

 

 

トリコロールカラーにこだわったデザイン、温かな雰囲気の図書室や不思議な二重のらせん階段を持つ建物が紹介され、建物内のカフェでボリューミーなサンドイッチとコーヒーのランチを楽しむ。

 

第二話は羽仁吉一・もと子夫妻の依頼によりフランク・ロイド・ライトが設計した、自由学園明日館だった。

 

 

私もレトロ・クラシックは大好きなので、忘れないよう毎週録画設定にした。東京の人はこんな素敵なところに行こうと思えばすぐにも行けていいなあと思うけれど、なにせ出不精の私だ、たとえ東京にいたとしても、これを見てすぐ重い腰が上がるかどうかはあやしい。

 

ちょっと規模の小さなホグワーツの食堂みたいなこのレストランで、二人はパスタのランチを食べていた。

ぜいたくだ!

 

紹介される建物が素敵なのはもちろんだが、主人公の藤の住んでいるアパートもあたたかな感じで、画面の調子が黄色っぽいレトロな雰囲気なのも良い。

海外赴任する元カレに預けられたぬか床を、文句を言いながらも毎日かき回す藤がかわいい。

 

細かなことは言わずに、「乙女な」建築を楽しむことにする。

 

注:乙女建築とはこの植草千明氏に言わせると、

「乙女心と言うのは、ロマンティックに物事を作り上げたり感じたりすることで、男女問わず誰の心の中にも存在するはず。それでそうした心を刺激する名建築を乙女建築と名付けた」のだそうだ。