あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

懐かしい学び舎を思い出す

先日雨子さん(id:poolame)が紹介していらした津田塾大学のハーツホン・ホールを見て、なんだか懐かしい感じがすると思ったら、私が学んだ小学校に雰囲気が似ているのだった。

 

母校の小学校は、豊橋市の中心部にあってドーナツ化現象で児童数が減少、校舎はまだ使えるのだが、教室が余り過ぎて(私が在籍した頃は各学年4クラスの計24クラス1200人規模だったが、現在は各学年1、2クラス全体で300人を切っている)管理が大変ということもあって1999年に新校舎が完成した。見学希望者に旧校舎を開放していると聞き、当時私も見学に出かけた。2年後の2001年にとうとう取り壊されてしまった。

 

豊橋市立新川小学校旧校舎正面。ハーツホン・ホールと同じ1931年に竣工しているロマネスク建築。

 

雨子さんのブログのこのハーツホン・ホールの写真を見て、母校の校長室前の廊下が赤い絨毯こそないけれど、こんな雰囲気だったなあと思い出した。

 

児童数に比して大きすぎるうえ、古い建物を維持管理するのは大変なことだろうけれど、こうしてハーツホン・ホールが今も現役で大切に使われていることを思うと、母校の校舎もなんとか使い続けるわけにはいかなかったのだろうかとちょっと残念だ。