あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

触らぬ神に祟りなし

昨夜は8時を過ぎたあたりから雷が鳴り始め、やがてかなり不穏な音が響き始めた。前夜が少々寝不足だったこともあっていい頃合いに眠気もさしているし、近くに落雷でもして使っている電気製品が故障するのもつまらないと思い、9時前だったがさっさと寝てしまうことにした。

 

今朝ネットを見ると、中日ドラゴンズが、27日の18時に予定されていた豊橋市民球場でのウエスタン・リーグオリックス戦の中止を発表したというニュースが目に入った。落雷の影響で球場の電気設備が故障したのだそうだ。

 

青森に引っ越してまだ間もない頃だったのでもう40年ほど前になると思うが、住んでいた婚家の近くに雷が落ちたことがあった。凄まじい音と衝撃だったが、それ以上に、義父母が見ていたテレビと、コードの電源で動いていたデジタル時計が故障したことが強く記憶に刻まれた(冷蔵庫は無事だったのか、なぜか記憶にない)。

 

テクノロジーの進歩は著しいので、現代ではそうした落雷の影響を受けにくい機器になっているかもしれないと思いながらも、今でも雷が激しく鳴り出すと電気製品の心配をしてしまう。パソコンは真っ先に使用を中止する。コードをつないでいないので関係ないだろうが、備えあれば憂いなし、あとの後悔先に立たずと・・・。

 

球場で電気設備が故障したということであれば、やはり現代でも落雷による強い電流の影響は避けられないのだろう。自然の力の凄さをまた思い知らされるようだ。人類はもっと自然に対して謙虚になる必要がありそうだ。

 

そうして、私が青森で暮らしていた当時、暑がりの私でもエアコンなどまったく必要なく、お盆が過ぎればもう秋の気配濃厚で、長い冬を思って心細くなったものだが、いまや北海道でもエアコンを必要とし、この時期になってもかなりの暑さだと、北海道のブロガーさんが書いていらっしゃる。地球は、自然は、どうなってしまうのだろう。

 

 

おへそを取られる心配がないことは分かったが、やっぱり怖い雷。(日経BizGateさんのサイトより)