あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

静かな時間へ

暮れの30日から始まった賑やかな時間。31日には、何年ぶりかで家族5人揃って墓参りすることができ、元旦にはおせちや雑煮を皆で祝うことができた。今日の午後、次男を送り出して一週間ぶりの一人の時間を過ごしている。

 

普段が一人なだけに、特別大食いの人や大酒飲みの人がいるわけでもないのに、食べることにあたふたし、空のアルミ缶やペットボトルの量に面食らうこの何日かだった。

 

バンドとバイトの両立だった時代を含め、長いこと次男が忙しくてほとんど長男たちと帰省が重なることもなく、孫も高校生くらいから部活に忙しくて来られなかったため、今回のように大人数(とも言えない程度の人数だが)になることもなかった。しかも今回はその孫がもう成人して、結構お酒が飲めるようになっているため、私にとっては初めての食事量であり飲酒量だった。

 

忙しくはあったが、私も大いに食べ、しゃべり、そして何と言っても大いに笑った。元日から2日にかけての信じられないような出来事を思うと、こんな風に家族が揃え楽しい時間が過ごせたことは、ありがたくて感謝しかない。そして犠牲になられた方や、今も大変な思いをしていらっしゃる方々に、申し訳ないような気がする。どうか支援の手が早く隅々まで届きますようにと願う。

 

それにしても、大きな災害があるたびにテレビ画面に映し出される避難所のお粗末さ。私達の納めた税金はどこに消えてしまっているのだろう。プライバシーが守られ、不安な中にもいくらか安心して過ごせそうな、先進国と呼ばれる国にふさわしい避難所が見られるようになるのはいつのことだろう。

 

 

阪神淡路大震災時の避難所         今回の避難所