あとは野となれ山となれ

たいせつなものは目に見えないんだよ

新年の買い物

暮れあたりから洗濯機が少々水漏れしている。脱水能力も落ちてきたようだ。購入から8年、使用頻度から考えればまだ少々早いように思うが、思い切って買い替えることにした。

 

いつもの電器屋さんに見積もりを依頼すると、その日のうちに返事を下さったが、量販店とでは5割以上違う。2、3万円は違うかなと覚悟していたが、さすがにこれだけ高いと躊躇する。ちょっとした困り事でも来てもらえるようにお付き合いを続けたいとは思うけれど、去年の冷蔵庫でもかなりの値段の違いに目をつぶって注文したので、今回は申し訳ないが量販店で買うことにする。

 

ドアの開きが変わるので冷蔵庫の買い替えはちょっとワクワクしたけれど、洗濯機にはまるでそういう気分がない。今と違う機能を一つも期待していないから。そもそも、新しい機能があってもまず使わない。今の洗濯機も「ナイアガラすすぎ」なんていう機能があるが、一度も使ったことがない。洗濯機は静かに早く、綺麗にしてくれれば良い。いや、今は時間はたっぷりあるので、「早く」ということすら求めなくても良いくらいだ。

 

本当はもっとシンプルな機能の安いもので十分なのだろうが、日本の家電品(に限らないが)はどんどん高機能の新しいものになっていってしまう。最近はシンプルな製品を出すメーカーも参入し始めているようだが、耐久性などでまだなんとなく不安で手が出せない。

 

昨年夏に一度電器屋さんに寿命を告げられたテレビは、相変わらず元気に映ってはいるが、もういつ終わりが来ても不思議ではない。マッサージチェア・掃除機・IH調理器は今年満20年を迎える。

 

マッサージチェアはなくても暮らせるが、掃除機やIH調理器はなしでは済ませられない。このあたりもそろそろ買い替えの準備が必要か。現在の掃除機はミーレのCat&Dogという強力なものだが、非常に重い。猫たちもいないし、次は吸引力の強さより軽さがポイントかなと思う。家電品も年齢で求める要素が変わることを知る。

 

 

掃除機を嫌う猫は多いけれど、ドリームは掃除機で毛を吸い取っても平然としていた。