あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

30余年の付き合いのフロアスタンドに別れ?

昨日の朝は思わず久々に暖房を入れてしまった。先日の老人会では、「少し前に夏のお布団に替えたのに、このところ寒くてまた慌てて戻した」と話している方もいた。80代の方なのに、もう夏の布団とはお元気な・・・。私はまだ冬の布団に毛布も使っている。

 

それでも、居間のソファーカバーを夏用と交換する日も近いと思い、昨日は実に久しぶりにソファーを移動させて掃除機をかけた。ファブリックの交換時に「うへ~」とならないように、ソファーの陰をきれいにしておこうと思ったのだ。

 

夕方になって、フロアスタンドのスイッチを引っ張ったが電気がつかない。おや、LED電球は寿命が長いということだったのに、もう切れたのかしらと不審に思いつつ、LEDに取り替えた時しまっておいた蛍光管の電球を取り出して替える。

 

ところがやっぱり明かりはつかない。掃除機をかける時、乱暴に移動させたのだろうか。弘前瀟洒な借家で息子たちと暮らし始めた時、近くの百石町(城下町らしい町名!)のインテリアショップで一目惚れして買ったもので、テーブルスタンドと対になった愛着のあるものだったのに・・・。

 

そんな感傷に浸りつつふと脇を見ると、なんと灯台下暗し。そのスタンドのプラグが抜けかかっている。どうやら、珍しくあれこれ移動させて丁寧に掃除機をかけているうちに、コードに力がかかってしまったらしい。

 

というわけで、電球が切れたのでもスタンドが壊れたのでもなく、プラグを差し直して元のLED電球に戻し、めでたく一件落着となった。やれやれ。

 

ソファーの方も同じく弘前時代に購入したものなので30年物。少々座面がへたってきているので替えたいのだが、買うは易し、捨てるに難し。使えない状態ではないので余計に悩んでいる。ただ、このまま人生の最後までは無理なので、どっちみち一度買い替える必要が生じるのだから、ならばちょうどいい頃合いか・・・と、家具や家電を買うにも最終までの間合いを考えるようになったこの頃だ。

 

 

長い付き合いのスタンド。