先日、久しぶりに目がさえて寝付けない夜があり、小一時間ほどベッドで悶々としていた。けれどもやはりこれは良くない(眠れないまま寝床にいると、ベッド=寝られず苦しむ場所と脳に刷り込まれる)と思い、起き出していつも眠気が差してしまう海外のドラマをネットフリックスで観ることにした。
ところが今まではいつも途中で眠くなってしまい、これまでのストーリーも非常に頼りない状態なのに、こういう時に限って少しも眠くならない。だいぶ物語が進んで、事件の核心に近づいてきたからというのもあるかも知れないけれど、まあ、とかく人生とはこういうもので、ままならないものなのだ。
久しぶりにと言えば、昨日から久しぶりにちょっとめまいがしている。大したことはないので特にどうするということもなく、いつも以上に自堕落に過ごしていたが、今朝9時過ぎ頃だっただろうか、にわかに胸がムカムカし始めちょっともどした。
昨年の秋に耳鼻科でいただいたメニエールの薬を、最後はもうほぼ完治していたので飲まずにおいたものがあり、それを飲むことにした。あのイソソルビドの苦いゼリーの薬などである。
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もどしたのが幸いしたのか、それともやはり薬の効果なのか、今は大分スッキリしてきている。ほんのささいなことでも気分は悪く、気持ちが暗くなる。重い病の方、被災して不本意な生活を強いられている方、紛争や戦争の中にある方など、どれほどおつらいことだろうと思う。
ブログ友達の皆さんが、ガザのことや沖縄のことを書いていらっしゃって大変胸が痛むのだけれど、自民党の総裁選に立っていらしたような方たちは、こうしたニュースに触れて胸が痛くなるということはないのだろうか。能登の被災者の窮状を耳にして、心が痛んだり恥じたりすることはないのだろうか。
人の痛みなど気にせず蹴落としていける人が出世する世の中なのだろうし、それを支えているのは私たち国民なのだろうけれど、なんとか、人の痛みに思いをはせられる人を押し出していくことはできないものだろうかと、いつもながらそんな思いにとらわれる。
よくがんばったね、いいこいいこ。 (カケコムさんのサイトより)