実は前から触れていた腰の金具を除去する手術のため、18日から二泊三日で入院していた。腰椎麻酔という初めての麻酔方法で手術中の意識はあるというので、またこの前のフィルター除去の時のように怖い思いをするのかなとちょっとびくびくしていた。
また腰椎と言ったら大事な神経がいっぱい集まっていそうで、ちょっと間違えたら大変なことになるんじゃないかとそれも怖かった。昨日の午後2時半開始の予定が、前の手術が押したようで1時間近く遅れて始まり、終了して居室に戻った時は5時ころだった。
麻酔は結局途中から意識はなくなり、ほぼ何も知らないうちに終わったが、途中気が付くと、周囲の映像の天地が90度回転している。手術室らしい空間で、そばを主治医の先生が行ったり来たりしていらっしゃる。私は声も出せず動くこともできない。実際の映像を脳が誤処理していたのか、それとも夢だったのか・・・。その映像が見えたのはわずかな間で、じきにまた意識をなくしてしまった。
前日の午前0時から絶食、当日朝6時からは水もダメということだったが、手術も終わる夕食は当然食べられるものと思っていたのに、まだ麻酔が切れず腸も働いていないから食べられないとのことで、結局昨日は3食抜き!人間ドック時の朝食抜きさえとてもつらい私には悲劇だ。麻酔が切れれば(夕食の時間を過ぎてしまうが)食べても良いので、家族に何か買って来てもらうかすれば・・・と仰るが、家族の付き添いはない。
先にそれを説明してくれれば、自分で何か買っておいたのにとちょっと不平じみたことを口にしたら、看護師さんが気を利かせて(脅迫に負けて?)若い看護師さんにコンビニに買いに行かせてくれた。空腹以上に喉がカラカラだったので、夜8時過ぎに口にした麦茶は、感激の美味しさだった。コンビニおにぎりもありがたくいただいた。
けれども、その後も膝から下の感覚がなかなか戻らず、このまま下肢が麻痺したままになったらどうしようと不安が頭をよぎった。それでも麻酔の名残もあってかトロトロと眠り、朝起きるとつま先まで感覚は戻り、足首パタパタもできてほっとした。
コンビニおにぎりを食べたとはいえ、今朝の朝食は38時間ぶりの食事。なのに少し遅れて8時20分くらいにやっと配膳された。まだ私は点滴やら心電図のモニターやら酸素測定のコードやら導尿の管やらにつながれているため、ジャッキアップで食べるのかベッドに端座していいのか分からない。
食事を持って来てくれた人に聞くと、「手術後初めての食事ですね。看護師さんに聞いてきます」と言って消えたが、それから待てど暮らせど帰ってこない。10分も15分もおあずけ状態。たまたま顔を出した看護師さんに言うと、すぐジャッキアップしてくれて、やっとやっと食事にありついた。
その後も抗生物質の点滴やらあって、本当に今日退院できるのかしらと思うスローペースで、「昼食も食べますか」と聞かれる始末。早く家でゆっくりしたいので昼食は断り、なんとか午前中に退院した。

早く家に帰りたいと言いながら、院内のカフェでケーキとコーヒーでひとり退院祝い。

今回除去した金具。計ってみたら600gあったので、その分私の体重は軽くなったはず。一番下は大きさ比較のための鉛筆。大小2本のボルトは悪さをする心配はないというので留置した。