あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

ガスが漏れてる!

今日ガスの検針の方がみえて、「メーターのランプが点滅していて、ガスが漏れているようです」と言う。元栓をいったん全部止めて、1時間後にまだ点滅が消えるかどうか確認したいと言われた。

 

結局元栓を止めて1時間経過してもランプの点滅は消えず、ガス漏れ確定。ガス会社からの電話のあと作業員の方がみえた。家の中にかなりガスが充満していて、検知器がどこでも反応してしまう状態だからと、しばらく窓や戸を開け換気をしてから再度調べた結果、どうやら玄関のたたきの下あたりの管から漏れ、床下を伝わって家じゅうに漏れ出て充満しているようだとのこと。

 

そう言えば、先日佐川急便さんが配達にみえた時、「なんかガスくさいですね」と言われたことがあった。それでもガス漏れ検知器は作動しないし、一度戸外の空気を吸ってから玄関ドアを開けてみたりしたが、分からないのでそのままにしていた。けれど、やはりガスが充満していたのだ。今日の検針によれば、普段の10月の倍ほどの料金になっていたから、いつからか分からないが、それだけのガスが放出されていたのだ。怖ろしい。

 

どういう工事になるのか作業員の方に伺うと、床や壁をはがして管を引き直すことはできないので、管が家の中を這うことになるという。電気のコードでさえあまり這わせたくないのに、ガスの管となれば電気のコードどころではない。それが家の中に露出するのかと思うとゲンナリするが、否とは言えない。こうなったからには、とにかく大至急安心してガスが使える状態にしてもらえることを祈るばかりだ。

 

築三十数年ともなるとこんな問題が起きてくるのだと知る。長生きの時代になって人間の体もメンテナンスが欠かせないが、建物も大変だ。ヨーロッパでは何百年と住み継がれている建物が少なくないようだが、メンテナンスはどんな風に行っているのだろう。

 

それにしても知らぬが仏。長いことガスの充満した家の中で暮らしていたなんて・・・。

 

 

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お母さんが頭になんか(抜け毛を丸めたボール)乗っけたなんて知りません!