あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

いいことずくめのスターカット

何年か前に話題になっているようなので、もうみなさんとっくにご存じかもしれないが、私は数日前の朝のニュースのコーナーで知った。スターカットという果物の切り方。青森のりんご農家の人が発案したそうなので、農薬の心配もないらしい。

 

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真ん中の芯の所が星のようになるので、スターカット。ただ、りんごを輪切りにするだけのことなのだけれど、これがまさにコロンブスの卵で、いいことずくめなのだ。

 

まずは、なんと言っても簡単!

そして皮まで食べられるので栄養豊富!

そしてゴミまで少なくなる!

 

野菜でも果物でも、皮と実のあいだに特に栄養があるという。しかも皮には食物繊維もある。知ってはいても、かつてりんごの里で暮らし、薬の散布時期ともなればりんごの木々が真っ白になっていた記憶が鮮明に残っているので、皮ごと食べることには抵抗があった。しかも食感も悪い。

 

ところが、不思議なことに切り方を変えただけのこのスターカットだと、ほとんど皮が気にならない。いや、むしろ食感に変化がついて面白くさえ感じる。農薬は水溶性なので、流水でしっかり洗えば問題ないそうだ。りんごに限らず、ほかの果物にも応用できそうだ。

 

まだまだ世の中には、なあんだというくらい簡単なのに、案外気づいていないことがいっぱいあるのかもしれない。