あとは野となれ山となれ

たいせつなものは目に見えないんだよ

講座で話した成果表れる?

昨日の日本語教室に、ボランティア希望者が一人見学に見えた。国際交流協会の養成講座の受講者で、先週土曜日の私の話を聞いた方だ。あれこれ心配するより、まずは実際に活動してみてくださいと言ったことが、即、実を結んだようで嬉しい。

 

私たちの教室は、協会が直接開講している日本語教室とは少々経緯が違っている。30年ほど前、急激に増えた外国人労働者の人たちが、慣れない土地で困っているのを何とか少しでも助けたいと始めた、民間のボランティア団体から生まれた教室だ。団体が大きくなるにつれて日本語教室だけを独立させ、スタッフは国際交流協会にボランティア登録をして活動することになり、現在に至っている。

 

そんなわけで、独特な子連れ学習できる教室であり、ポットラックパーティーや花見といった親睦行事も恒例となっているし、母体の団体が開催する浴衣の着付け教室や料理教室にも、興味のある生徒さんは参加できる教室になっている。

 

土曜日の養成講座の参加者15人ほどのうち、私たちの教室を知っている人は3人だけだったので、この独特な背景と、子連れ学習や異文化交流イベントなどの緩やかな教室風景を強調し、ぜひ認知度を上げたいと思ったので、興味を持って見学に来てくれた人がいたのは余計に嬉しかった。

 

これで養成講座終了後、私たちの教室の実際のスタッフとなって活動してくれればさらに嬉しいのだけれど。

 

 

いろんな国のお料理が並ぶポットラックパーティー。2020年からは出来ないでいるので、これは2019年のもの。