だんだん、朝、布団と離れがたい時期になって来た。なにしろ、私など寝ていようと思えば一日中寝ていたっていいのだ。
そんな私が、この季節まだ暗い５時台に起き出すのは、ひとえに「起きないと、夜寝るのに苦労する！」と思うからに他ならない。寝つきも良く、そうしていったん寝たら朝まで目覚めることのなかった若い時分には、思いもしなかったことだ。
それなのに今は、昼以降はカフェインを含む飲み物は飲まず、適度な運動も心掛けているにもかかわらず、ともすると寝つきに苦労する夜がやって来るのだから、老化というのは経験してみないと分からない。
４年前、股関節の手術のために入院した時も、つらかった思い出と言えば、術後の、麻酔の切れた一晩目、二晩目あたりの痛みもつらかったが、それはすぐ治まったので、やはり入院中ずっと苦しんだ夜の長さだ。睡眠導入剤もいただいたが、効いてもせいぜい２、３時間眠れるだけで、そのあとはひたすら朝の訪れを待つばかりだった。
病院どころか、世界中で一番気楽な自分の家にいて、飲み物にも注意したにもかかわらず、ちょっと普段と違うことのあった日など、神経が昂るのか、やはり寝つくのに手こずることがある。
長男が赤ちゃんの時、夜泣きがひどく、ちょっと外出したり昼間来客があったりしても夜泣きがひどくなって困ったものだが、きっと神経質な長男は、少しのことで神経が高ぶって熟睡ができなかったのだろう。今の私の寝つけなさはそんな赤ちゃんと同じだ。がさつで神経が太いとばかり思っていた自分に、そんなところがあったということに驚いている。
ま、どうしても寝つけなければ、入院中と違って、開き直って起き出して本を読むなり動画を見るなりしても良いのだから気楽なもので、悩みとさえ言えない今の恵まれた状況に感謝しかない。
さて、昨日のトーストスチーマーだけれど、外側までしっとりしてしまったのは、ひょっとすると、私が水を入れ過ぎたせいもあるかもしれない。珪藻土製なので入れた水はすぐ浸透してしまい、それに私はさらに足したので、それがいけなかったかも。今朝はわりと厳密に６ミリリットルほどで使用したところ、昨日のような失敗はなかった。でも、やはり味の変化は確認できず。
高いものではないのでいいかなとも思ったが、昨日はブログに通常より多めの訪問があり、それはたぶんこの製品の感想を求めてなのではないかと思い、いちおう情報を追加･･･したところで、昨日だけアクセスした方はもう今日のエントリーは目にしないのだろうけれども。
今日の市民館の窓。秋らしいリースと、窓枠に置かれた盆栽は、ほんのちょっぴり紅葉し始めていた。
