コーヒーを断って、紅茶を飲むようになってもうすぐ1年になる。まさかこんな長期戦になるとは思わなかったので、ずっとティーバッグで済ませてきた。去年の秋あたりから、どうせなら一人分の紅茶を簡単に(ズボラな私には大切な要素)美味しくいれられるティーポットが欲しいと思い始めた。
それからインターネットの通販サイトでいろいろ検討していたのだけれど、なかなかこれ!と思うものに巡り合えずにいた。ところが先日気になるものを見つけ、使った方たちのレビューなどにも目を通した末、とうとう購入しようという気持ちに至った。
これがその急須。京都のお茶屋さんが作ったものらしい。よってそもそもは日本茶用なのだけれど、デザインがシンプルなので紅茶にも使えると思った。
ただいま煎茶抽出中。透明な急須は初めて使うが、お茶の色が分かるので好みの濃さにいれやすそうだ。
お茶の葉自体初めて飲む銘柄だったので、他の手段でいれたものと比べられないが、私には満足のいく味だった。紅茶はまだティーバッグのものしかないため、残念ながらいれてみることができないけれど、これでいれるようになれば、確実にゴミは激減する。ティーバッグではすべて燃やすゴミになってしまうが、これなら生ゴミ(豊橋市はバイオマス資源として利用)だけになる。
そうしてズボラな私が味以上に気に入ったのが、茶葉の捨てやすさと洗いやすさだ。注ぎ口のそばにあるメッシュ部分は簡単に外れるため、これを外せば使い終わった茶葉をきれいに捨てることができる。茶こしになっているのは捨てやすそうだが、私はアミにいっぱい葉がくっついてしまうのが苦手だ。急須のように「口」だの「手」だのがないので、非常に洗いやすく拭きやすい。
今のところ、普通の紅茶とデカフェ紅茶、カモミールティーと、3種のティーバッグがたっぷりあるので、茶葉を購入するのはしばらく先になりそうだけれど、この急須で紅茶を飲むのが楽しみだ。
そして最後に、昨日のブログの反省。「浪費はしていないので特に節約するつもりはない」などと簡単に書いてしまったが、ウクライナの方たちや、他にも厳しい寒さの中暖房もできずにいる人も少なからずいることを思えば、何と罰当たりな・・・と思う。
けれども、いくら「足の冷えない靴下」とか「魔法瓶のような靴下」とかいうものを履いてみても、体温そのものが低い低血圧・冷え性という体質ゆえか、いくぶんの効果はなくもないが、やはり強制的に温めない限り、冷えのつらさは解消できない。よって、コーヒーはまだまだ我慢するけれども、暖房やホットカーペット(一人用の小さなもの)や湯たんぽはやめられそうもない。
私は、自分が安穏な生活を楽しむためには、世界中の人や動物が幸せであってくれないと困る。少なくともこの国に住む人々の幸せに、大きく影響する力を持っている人たちは、そういう感覚はないのだろうか。