あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

お帰りなさい!『アストリッドとラファエル』

充実していたフランス発のミステリードラマ、『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』のシーズン2が今夜始まる。再放送されていたシーズン1の録画がまだあと2話残っているのだけれど、また新しい作品が見られるかと思うとワクワクする。

 

映画やドラマに登場する自閉症の魅力的な人物は少なくないが、このドラマのアストリッドも実に魅力的だ。実際にこういう人と付き合ったらズタズタになってしまいそうだけれど、相棒の警視ラファエルは適当におおらかで大雑把なので、いい塩梅だ。

 

「コーヒーは飲みません、焙煎でWHOが発がん性の懸念のある物質に分類するアクリルアミドが発生するので」と言うアストリッドは、毎週一回月曜日にタナカさんの経営する日本食の店で買い物をする。そして鉄器の急須で淹れた日本茶を常飲しているかなりの日本びいきである。

 

難解なミステリーを解くことやパズルが大好きなアストリッドだけれど、ラファエルに「いつパズル好きになったか、また教えてね」と言われて、初めてパズルと出合った日を回想する。

 

そこに登場したのは日本の寄木細工の小箱だ。父親アンギュスに与えられた「秘密箱」に、アストリッドは魅入られる(モニター画面を撮影しているので不鮮明な画像ですみません)。

 

 

私が5年前に箱根で買った秘密箱

その時のエントリー:

yonnbaba.hatenablog.com

 

この作品で日本の製品は、繊細なアストリッドに好まれる、安全で上質なものとして非常に好意的に描かれている。シーズン2でも日本の登場シーンはあるだろうか。