あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

袖振り合うも・・・

今日は月に一度の地区の老人会の例会の日。久しぶりに、認知症予防の脳のトレーニングのゲームをした。

 

会の発足からまる8年。亡くなった方や施設入所で退会された方もいるし、家から集会所までの歩行が困難で、来られなくなった方もいる。変わらず参加してくださっている方の中にも、だいぶ老化の進みが見られる方もいる。

 

息子2人を連れてこの団地で暮らし始めたのは29年前。もう孫がその頃の息子の年齢を超えてしまった。私より古い住人も珍しくないのだから、私が高齢になったように、この団地も見事に高齢化したのだ。

 

人生双六の上がりであるかのような「マイホーム」さえ思いきれば、ここは便利で気楽で非常に住み心地が良いところだ。私は初めから終の棲家のつもりだったが、ついつい居座ってしまった人も少なくないことだろう。

 

どんな人生をたどって今があるのかはそれぞれだが、袖振り合うも多生の縁、なんとか助け合って、ここでの元気な暮らしを一日でも長く築いていきたい。

 

 

ご近所さんが届けてくれた牛すじ煮。