あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

「さ~くりん」に加わって

「さ~くりん」とは、地域の中学校の生徒たちが生徒会を中心に行っている、地域の清掃ボランティア活動の名称だ。スタートしてから今年で6年目とのこと。間にコロナによる中止もある。本来は年3回あるらしいのだが、今年は第1回の6月が豊橋市に大きな被害を出した豪雨の時に当たっていて中止となり、今日が1回目だった。

 

中学生が地域の住民とともに清掃活動をしながら交流をするという目的もあるようだが、今日参加した顔ぶれを見る限り、参加を呼びかけているのは民生委員だけのように思われた。あるいは呼びかけても参加がないのかも知れないが。私の地域は、民生委員11人のうち、私を含めて5人が参加した。

 

人数が多いというのは大したもので、学校のサイトで過去の記事を見ると90リットルのゴミ袋で150袋以上とあるので、おそらく今日もそれくらいの成果はあっただろう。私が庭の草取りをすれば、45リットルの袋を一つ一杯にするのも大変だ。もっとも、今日の清掃は、松の落ち葉や風で飛ばされて散乱している枝や松ぼっくりを竹ぼうきや熊手で集める作業が中心だったので、屈みこんでする草取りよりだいぶ楽ではあったが。

 

1時半の集合で作業自体は1時間ほど。終わった後の集合に結構時間がかかっていた。この学校は、体育祭の種目も非常に「ゆるく」て感心するが、今日の作業や集合の様子、先生方のかかわり方などを見ても、かなりのんびりした校風なのだろうと推察される。

 

他の中学校を知らないので、これがこの学校独自の校風なのか、それとも市内の中学校全体の方針なのかは分からないが、1学級50人近い生徒、そして1学年に10以上のクラスという過密状態だった私の中学校時代は、何か行事があれば先生の軍隊調の掛け声や笛が当たり前だったのを思うと、変わらないのが学校という世界だと感じることが多いが、それでもだいぶ変わったなと思う。

 

いろいろ問題はあっても、やはり全体として時代は良い方に向かっているのだろうと思われる。

 

たいした労働をしたわけでもないが、3時過ぎに帰宅し、ちょうど昨日届いた株主優待のチョコレートでおやつにする。

 

 

緑地公園での作業風景。