あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

身の程知らず?

また近所の銀行に用事があり出かけた。いつものようにナマズ池公園を通って行く。すると、池のほとりの東屋が、赤いテープで囲われて使用禁止になっていた。

 

 

近寄って見ると、こんな表示。「支柱地際部に重度の腐食・ぐらつきがり、危険なため使用禁止にしています」。「ぐらつきがり」なんて、文の間違いまであって情けないことこの上ない。

 

一昨年あたりから、周囲の柵の柱が1、2本取れたままになっていて、そこだけ黄色いテープが巻かれたりしていたのだけれど、とうとう支柱まで腐食が進んでしまったらしい。

 

先月中学校の清掃活動に参加して緑地公園に出かけた折には、そこの池に渡された橋が通行止めになっていた。その一週間くらい前にウオーキングで行ったとき、あちこち板が取れたりぶかぶかしたりしていてドキドキしながら渡ったので、ああとうとう通行禁止にしたんだ、確かに危なっかしかったものねと思った。

 

何年か前の桜の季節のその橋。現在は黄色と黒のテープが渡され通行禁止状態。

 

これが、何百億円もかけて新アリーナを建てようという市の公園だろうか。街の中心部の歩道の植え込みさえ、草取りの人を頼む費用がないのか、かなり草ぼうぼうになっているのも目にする。高価な新しい箱ものを作るより、まずは今あるものを大切に修理したり手を入れて使うべきではないだろうか。家庭のものもそうだが、手入れよく大切に使えば長持ちするものだ。

 

新アリーナの是非を問うための住民投票条例制定を求める署名活動も、残すところ、今日を含めて3日となった。請願のために必要な有権者数の2%である6000筆は優に超えているので、提出後の精査ではじかれるものがあってもおそらく6000を割ることはなさそうだ。

 

このままいけば、今春に続いて再び議会に提出されることになるだろうが、はたして議会の対応はどうなるだろう。