あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

強風に負ける

木曜日の今日は午前中はふれあい日本語教室へ。スタッフにも学習者やそのお子さんにも、体調不良で欠席の連絡が多い。年内の学習日はあと来週1回を残すのみ。何とか健康を維持し、元気に走り通したいものだ。

 

教室終了後はさっさと帰宅して昼食をとり、午後は市の老人クラブ女性部会の会議で市役所へ。本年度の活動のまとめ。

 

メインの事業が今年度から、大変な労力がかかっていたチャリティーバザーから、善意銀行への雑巾の寄付に変わったのだけれど、これがバザーとはあまりにも対照的に非常に簡単なため、一部の会員からチャリティーバザーを復活させてはどうかという案が出たらしい。アンケートで賛否をとった結果30対4と圧倒的に雑巾の寄付が支持された。

 

各家庭からの一品寄付の数も激減しているし、会員の労力は大変なものだし、チャリティーバザーがもう時代に合わなくなっているのではという提案を昨年したのはそもそも私だった。しかし、それに代わる事業の雑巾(それも1老人クラブ当たり2枚まで!)というのがあまりにも簡単すぎるので、私は今日のアンケートに、「チャリティーバザーの新しいタイプ、家庭からの一品寄付でなく、高齢者が趣味で作った作品(手芸品・陶芸品・絵画など)の展示即売はどうか」という提案を書いたのだが、単に雑巾かバザーかの二択だったため、私の意見は提案が発表されることもなくバザーというくくりになり、あえなく撃沈だった。

 

各家庭で眠る贈答品は、カタログギフトの普及や企業の粗品が減ったことで非常に少なくなっているが、反対に昨今あちこちの家庭で増えているのが、高齢者の趣味の作品ではないかと思う。周囲の友人知人にプレゼントして喜ばれている人も多いことだろうが、チャリティーの展示即売会で、欲しい人に買ってもらうことができ、しかも売り上げの一部を寄付できるとなれば、高齢者の趣味にさらにやりがいが加わって、一石二鳥になるのではないか。

 

今まで会員の奉仕だった値付けや販売もご本人にしていただき、会員は補助要員とすれば負担も減らせる。まあ、多くの人が雑巾の寄付で満足しているのなら、それはそれで楽ではあるが・・・。

 

内容の吟味はなくバザーか雑巾かで、しかも大差で、話し合う必要もなかったため、会議は30分ちょっとで終了した。

 

帰りには市役所庁舎から近い布団屋さんに行って、オーダー枕を頼もうかと思っていたのだけれど、今日の豊橋は北西の風がビュービュー吹いていて飛ばされそう。落ち着かないことこの上ない。こんな日はフラフラしていないで我が家に帰るに限ると思い、駅ビルでおやつを買って真っすぐ帰宅し、カフェインレスの紅茶をゆっくりいれて楽しんだ。

 

 

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